中堅以上のM&Aの専門部隊（人材）＝海外経営管理の専門部隊（人材）としたほうが効果的ですか？？？

別々の作るよりは・・・ 事業の拡大を目指しM＆Aに乗り出す企業は多いものの、なかなか難しいとの声をよく聞きます。 日本政策投資銀行は大手企業を対象にアンケート調査を実施し、過去にM＆Aの経験がある企業のうち、海外案件を手掛けた246社の50％、国内案件を手掛けた451社の39％が「売却損や減損など、損失計上をしたことがある」と回答しました。 専門家の多くは海外案件の苦戦原因として、競争入札による高値づかみ、買収後の経営管理の難しさを挙げます。一方、政投銀でM＆Aの仲介に携わる課長は長年の経験から、「よく知っている相手を買収すると成功する傾向がある」と主張しています。 「M&Aスペシャリスト、海外法人経営管理のスペシャリストを育てよ」 宮島早大教授 ①海外M&Aは半分くらいが失敗（損失計上）、平均30%プレミアムをシナジーで回収せよ ②M&A経験の部隊を養成し、銀行からの紹介と部隊の案件注視では差が出る。 ③高値掴みを防ぐため、CFOを社外取締役がチェックを厳しく。海外子会社経営出向者の経営管理能力を高めなければならない。早くからM&Aをしてきた会社は専門に育てている。 ④日本電産はモーターに絞り国内外で買収、ダイキン工業は良物件があれば買収。