その時、ほとんどの人はスーツで行ってましたが、二人ほどジージャンとジーンズで来ている人がいて、人事部の方に壇上から突っ込まれていました。 私はその後、公務員になり、就職試験とは無縁の人生を送って参りましたが、上記の光景が未だに目に焼き付いていて離れません。 さて、御質問ですが、あの二人は採用になったのでしょうか?それとも、いくらジーンズメーカーでもジージャン&ジーンズは無しだったのでしょうか? (当時はサッポロビールの就職面接では「男は黙ってサッポロビール」以外は言うな、という噂がことしなやかに流れていた時代です。) できれば、御本人にお伺いしたいのですが、それは難しいと思いますので、皆様の御意見を頂戴したいと考えております。「こんなことを聞いた」というお噂でも結構ですのでよろしくお願いします。
世間的にカジュアルな服装が解禁され始めたのは2001年くらいからと聞いていますから、時代を考えると本当にジーンズが好きでアピールしたかったのでしょうね。当時は日本で作っているような100年前に輸入されたドイツ・ションヘル織機で作った風合いの良い生地など欧州にはありませんでしたから、最初期に世界へ出たエドウィンはヨーロッパで評価されていました。 エドウィンの場合、バック部門は会社の中でも少し特殊で独立させて自由な雰囲気なため良い商品を作っていますが、パンツ部門の販路としては安売り量販店も見据えているため本筋ではなかなか良質なデザインものを継続することができずブランドイメージとしては非常に苦戦していると思います。 エドウィンがこの30年間で本当にデザインや素材で挑戦したのは5回位だと思います。情熱のある人間がやりたい内容=企画デザインする仕事は大量の人員が必要ありませんし、企業説明会で求めるような人間は機械的に動いてくれる卸や小売との営業調整役ですから結局は無理だったと思います。 会社が誕生した頃は本当に好きな人間が始めるのですが、次第に事業が巨大化する中で職業目的の人間が集まり代替わりしていく中で人事はその物事が好きじゃない人間を採用するという風潮がどこの会社にもあります。そうして企業は衰退していくのだと思います。
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