前回の質問で私に至らない点が

美容師国家試験に合格した人間が美容院でアシスタントとして３～５年働きながら各項目の試験に合格して初めてスタイリスト昇格試験に合格するというのが今の美容業界です たかだか２年のカリキュラムで現場で働いた人間の３～５年より濃い内容の練習ができるとしたらそれは本当に凄いことなんです 学校HPなども拝見しました 別に学校がどうこう言うつもりはないです 専門学校は国家試験に合格するための教育機関であるわけです そこで付属的にやっているカリキュラムが美容院で現場でやる仕事以上の内容である事は１００％ありえないんです 美容の様々な技術があるのを前提とすることが無理があるという事です 専門卒はまだセミプロです 高校の頃にいじってたレベルからみれば飛躍的に成長したので天下取った気分かもしれませんが、専門学校の主席であってもプロ以上になる事は無いです 自分がそうだったので痛いほど良くわかってるんです 自分の夢は世界一になる事だったんです だから専門学校でも誰より練習しましたし、勉強もしました それだけ頑張ったんですから当然のように主席でした 世界大会で審査員長をも勤めた先生の下で働き世界チャンピオンになるのが目標でサロンに入りました そこには自分より技術の出来ない先輩もいましたが、仕事となると何もさせてもらえません 段取りがわからないからです 異例の事ではありましたが特例で１年目でカットデビューはしましたが、そのあとは凄く苦労しました デビューはしていても昇格試験には合格してなかったのでアシスタント項目の練習は勿論カットの練習もあったので倍以上大変でした 結果的に全て合格したのは２２歳のときでした これがプロの世界です 本題にうつります 土日に休みが欲しいなら専門学校の先生くらいしか無いと思います 専門学校の先生は自分が居た頃に新任の先生が補助でいました たしか２４歳だった記憶があります 当時は専門学校は１年だったので卒業後５年で先生になったと言う事でしょうかね 専門学校で教える技術が教えられる程度であれば問題ないのでそんなに難しくは無いレベルだと思います ただ、サロンワークとは少し違うので求められるスキルが違うんだろうとは思います 美容院でも田舎であればそこの組合で月に一度くらい日曜休みのところはあります あとは完全シフト制の年中無休のサロンであれば土日に休みを取る事は不可能では無いです（サロンによっては２日欠勤扱いだったり色々あります） 美容師はアシスタントのときに覚える事が非常に沢山あるので３０歳までは休みは無いです 毎日１５～１８時間はお店に居ます 和装やブライダルなどは着付けなどで県を代表するような先生のお店だと仕事がまわってくる事はあります 基本的には結婚式場と提携していたりするので一般の美容師にブライダルの仕事が来る事はあまり無いです 通常の美容院の場合、新婦の強い希望があれば同行してヘアメイクを担当する事は可能です 都内とかであれば資生堂美容室などに在籍していればそういう仕事が多いかもしれません コンテストやショーで活躍していればどこか大手メーカーと契約する事はあります そのレベルになれば化粧品開発に携わる事はあります 美容師として開発に携わるなら薬学部を出なくともそういう形で携わる事はできますが本当に一部です 中にはケミカルに非常に強くパーマを自社で作ったりする人はいますがこれも本当に一部です 結局美容師として超一流にならない限りは質問者さまの夢は何一つ叶わないと言う事です 逆に言えば超一流にさえなれば全部叶います