将来、青二プロダクションなどの 事務所に声優や俳優としてではなく 事務職として就職したいと思っています。 でも、就職できる確率は東大に入るくらいと聞きました。 やっぱり就職するのは難しいのですか？

確実に採用される方法は、 就職に於いては、明確な一定ルールのようなものは存在しません。 採用基準が、センター試験や偏差値のように、 明確に分かるものとして示されている訳では無いので、総合的に判断しているといった、抽象的な返答が大多数になります。 また、JRなどの鉄道系でしたら、鉄道マニアは採用対象外として、選考の段階で落とされる訳ですし タレント(俳優・声優・モデル)を抱えるプロダクションとしては “特定のタレントのファン”は、情報漏洩や想定されるトラブルの観点から、採用対象外になる…意味合い等は、理解できますよね？ どんな人が採用されるのか、軽く触れているサイトがあるので、行間(ぎょうかん)を、読み、ご自身で、考えてみて下さいね。 http://blog.oricon.co.jp/orinavi/archive/10/0 http://blog.oricon.co.jp/orinavi/archive/12/0 http://blog.oricon.co.jp/orinavi/archive/16/0 どの業界も、 視野が狭く、 融通が効(き)かない人材は、不採用になります。 総合的に判断される際、採用の対象として見てもらえる 『社会常識のある信頼出来る人間性』に因(よ)るのではないでしょうか。 先輩後輩の関係性ひとつとっても、 体育会系の世界なのが、マスコミ特有の部分です。 目指す先が営業職ではない …たとえ事務職でも、マスコミで働く場合、 体育会系の人間関係が分かっていないと、面接を越えるのは大変になりますよ？ 質問者さんの考えている東大に入るレベルを 実際、どのように捉えているかは分かりかねますが、 マスコミに限らず、 様々な人材担当者の考え方としては、 入社後、すぐに離職する脆(もろ)い学生を採用しても意味が無い為、 長期に仕事が続けられる人材を探す訳ですし。 大学の記念受験のような学生は相手にされません。 どの業界(業種)も、 人材教育をしていて、 アドバイスも注意も理解力がなく、 上司や先輩からの会話を すべからく パワハラ状態で、受け入れられず、 心が直ぐに折れやすい人材が増えています。 社会人同士、世間話をしていると、 必ず、そういう実体が会話に出てきますし。 心療内科に通うような 脆さや打たれ弱さ、 精神的に強くない部分が露呈しない 明るくハキハキした『普通の人』なら 面接に、たどりつけるかもしれません。 学力は、あって当然ですから、 社会常識を身に付けて、コミュニケーションスキルを研き、 将来の就活に備え、 アルバイト等で 経験を増やし、 職務経歴書が書けるように、 責任を持って社会を見据えてみて下さい。 アルバイトでも、きちんと仕事をこなしていれば、 職務経歴書をおこせます。 職務経歴書や 履歴書などの書面、 封筒の表書(おもてが)き、 どれひとつとっても、手を抜けません。 アルバイトについて上述していますが、 たとえば 体育会系の部活を卒業まで続けたとか、 解りやすい実績が無い場合、 アルバイトを長期に渡って続けた実績くらいは持っていないと、 長続きしない人材だと捉えられ、 選考から漏れる可能性が上がるので、 例に（アルバイトを）挙げたまでです。 マスコミは 公務員や、 パートタイマーみたいに、 時間が決まった世界ではない為、 基本、忙しいですし、 残業で、プライベートが削られても、続けられますか？ マスコミでなくても、 休日出勤や、 残業があるだけで ３ヶ月と持たないどころか、 ひと月も経たずに辞める傾向が、 近年は強いですし。 社会人である回答者としては、 こんな当たり前の事を 回答している事自体に 疑問を感じていますが、 就職氷河期でも内定が取れる人材と、 そうでない人材には それなりに理由があるという現実は、知っていて欲しいですね。 仕事をする社会人とは、 お友達との楽しいサークル活動では無いという事を理解しておきましょう。 将来、就きたい業界が、 どんな人材を求めているか、 ご自身で、調査し、 勉強して、 採用される人材に近付く努力を続けていってください。 また、マスコミは中途採用が多いですから、 大学在学中に、仕事が出来るように単位を取って、 フットワークが軽い、 卒業を待っている身なのをアピールするのもありですよ。 研修を兼ねて、 現場に出させるマスコミは多いですからね。 (内定が取れた場合のハナシですが) 事務職を目指している質問者様であっても、 目指している業界がマスコミですから、敢えての回答にしてみました。