職歴について質問です。

元採用担当のおぢさんです。 「今後の履歴書」というのは、転職する際に企業あてで出すものとしての回答となります。 事務所との契約と言っても様々な契約形態があるので、いわゆる会社に入社するというのとは異なるケースがほとんどです。吉本興業と芸人さんの契約が取り沙汰されていますが、あのように企業体が個人事業主・フリーランスと何らかの約束を交わしているというスタイルが多でしょうか。 そこで、「就職」という言葉の意味ですが「新しく職につくこと」「働き口を得ること」。ですので、YouTuberをやっている時点ですでに就職していると言えます。これって、依頼（注文）がまだなくてもプロのデザイナーやコンサルタントですと名乗るのと同レベルの話です。日本人の多くがイメージするであろう、組織に正社員として所属する「就職」とは異なります。 最後に、履歴書には事務所の所属を記載することは問題ないでしょう。ただ、企業組織内で正規雇用として仕事をしていたのとは別物ですから、YouTuberが企業求人に応募する際（転職活動時）に所属事務所の存在はほとんど意味を成さないと考えます。企業が見るとするならば、YouTuberとしての実績がいかほどのものなのかだけでしょうね。芸能事務所と同じで、個人の零細事務所なのか、大手事務所なのかを企業は判断できないでしょうし。