webデザイナーに興味があります。 四年制大学の法学部で現在2年生の女性です。 PCは授業で少し触れる程度で、 HTMLで少しだけサイトを作ったりできる程度です。 情報系の大学でもない

Webデザイナーをやっているものです。 個人的な意見ですが、あげたWebスクールの中ならデジタルハリウッドがいいと思います。 あなたが挙げたWebスクールには行っていませんが、過去にスキルに自信がなくスクールに通った経験があります。また、他のスクール経験者やあなたが挙げたスクール出身者の体験談も聞きました。その経験から言いますが、はっきり言ってスクールなんてどこも同じ。授業を受けたところで業界で通じるレベルにはなりません。「Webスクールなんて通うだけ無駄」という意見も沢山見たと思います。 スクールと所謂専門学校と違うのは、講師は生徒と向き合うことをしません。そのため、授業をする際生徒は何も知らないレベルという前提の授業を毎回して、生徒の成長が授業に反映されることはありません。こんな授業を受けたところで業界レベルに達する訳がありません。なので無駄という意見がでるのです。 しかし、業界レベルに達するために何を勉強するべきか明確にする場になるし、学習をする上で分からない場合は相談相手になります。つまり、Webスクールは「授業を受ければスキルが上がる」と言うものではなく、「業界レベルに達するためにはどういうことについて書かれた書籍を買えばいいのか？どういうワードを検索すればいいのか」を明確にする場です。この点を履き違えると無駄になります。 デジタルハリウッドが良いと言ったのは大した理由はありませんが、少なくても的外れな授業をしていないこと。プロが使うソフトを学割で使えることです。（業界で使われているソフトの最新版は月額の課金制です。これを学割プランで使えるはずです。） 悪い評判の書き込みが多いのはそれだけ受講生が多いと言うことです。同時に前述した、スクールの使い方を履き違える人も多いということです。 私が聞いた中で一番酷いと思ったスクールは「GIMP」というソフトを使うことを推奨していて、授業もこれでやったそうです。このソフトはフリーのグラフィックソフトとしては優秀で、Web製作をする上で最低限欲しい機能は揃っていますが、業界で使う人はいません。何故なら業界の人なら、PhotoshopとIllustratorという有料のグラフィックソフトを当たり前にもっているからです。つまり、このスクールは業界の最低限の環境を用意できないスクールということです。流石にこんなスクールは希ですが、噂話も無いようなスクールはこんなレベルの物まであるということです。 整理すると、 ・Web用スクールは勉強するべき物を明確にする場であり、自分を成長させてくれる場ではない。 ・講師と生徒の距離感は、小中高大の先生と同じではない。 ・上記をしっかり認識していればどこでも大差はない。 最後に業界で就職するのに一番の差になるのはあなたが作ったWebサイトです。履歴書や応募フォームなどにあなたが作ったWebサイトのURLを記載してこれを見てくださいと言えないと圧倒的に不利になります。 また、大学生のあなたなら、Web製作をする技術職として業界に入る以外に、ディレクションなどをする営業職として業界に入り、そこから技術職に移るという選択肢もあります。まともなスクールなら、業界の事情にも詳しい人が絶対にいるので、そういう方面についても相談するのもいいと思います。