今、土木系修士1年で就職活動を控えています。 就職をゼネコンか建設コンサルタントのどちらに就くか迷っています。 現在大学院では水系の研究室に所属しており、今している研究もやりがいがあり楽しくしています。なので河川や上下水道に関連した職として建設コンサルタントが今の延長にあるものと感じており就職コンサルタントを希望していました。 けれど、たかが大学院で研究していることが職で役立つほどのものなのかという不安もあり、さらに建設コンサルタントは残業が多いとよく聞き、あまり良い印象を持っていません。 一方でゼネコンは現場監督のような施工管理にはあまり興味が持てずにいました。けれど最近ニュースにもなった清水建設の「赤道直下に浮かぶ空中都市」のようなスケールの大きい仕事をゼネコンが請け負っていることも魅力に感じ、もし自分がゼネコンに就いてそのスケールの大きい仕事に関われるのならばゼネコンも良いなと思うようになりました。また施工管理以外にも研究・開発といったものに関われるのなら魅力を感じます。 そこでゼネコンやコンサルに関わっている方にそれぞれの長所や短所、将来性などの意見やアドバイスをいただきたいと思っています。お願いします。
『土木施工管理』の試験について検索していたら、この質問を目にしたので回答させて頂きます。 事業の順位、および、公表単価とも設計技術者の方がが格上です。現場監督よりも1.5倍くらい技術者単価は高いですよ。 これは、ゼネコンに就職したらいずれ判明することです。きつい現場監督補助に飽きて、単価の高いコンサル(設計)に就職すればよかったあと後悔することになるかもしれないし、いきなり海外出張を任命されてやりがいのある大プロジェクトに参加できるかもしれません。 ただ気になる点があります。『残業が多くあまり良い印象を持ってない』というお考えは、社会では通用しません。 私はある業種でプロを目指して今なお自己研磨中です。一言、残業がない状況ほど惨めなことはありません。このような状況ではボーナスなしは当たり前です(残業もしないでボーナスをもらえるという会社は皆無です)。 いかに忙しい状況を効率的に打破していくか!プロの腕前の見せ所です。沢山の業務を効率よく消化し、多額の利益を捻出し、高額のボーナス、特別会計分与を獲得し、ドカーンと長期休暇をとって海外旅行。頑張れば可能なのことなのです。実際に経験もしました(現在は、この不景気を乗り切るため涙ぐましい努力とサービス残業で生き残っている状況です)。 まあ、私も学生時代は残業がなくてそこそこ給料がもらえることを夢見ましたが、アルバイトを通じて社会の厳しさを学べたことがよかったです。 貴方はまだまだ若いです。就職活動に向けて学生気分を一掃し、夢に向かって突き進んでくれることを願っています。
橋梁コンサル→ゼネコン?(IH●)と渡り歩いたものです。 私の経験からすると、基本的にコンサルは残業が多いです。しかも給料は安いです。(残業の割りに) 仕事内容は、ある程度経験してくると自分で手を動かすことはほとんど無く、報告書の概要書作成がメインになります。 報告書とは、役所(国交省やネクスコや地方自治体)に提出する書類です。 橋梁の場合の報告書は、計算書と概要書に分けられ、若い頃は計算部分をこなし、計算の理屈が分るようになると外注管理と概要書の作成を執り行います。これらの業務を平均3~5本掛け持ちで行うため、かなり忙しいですし、頭の切り替えをしないと難しいです。(外注管理を上手くやらないと、打合せ前とかは徹夜で、出来ていない所を自分ひとりでやる羽目になります。) 大学院で勉強した事とコンサルでやることと言うのは、基本的に違います。研究を行う事はめったにないと思ってよいでしょう。特に若いうちは・・・。 ゼネコンでは橋梁現場にも行きました。いわゆる施工管理ですが、同じく残業は多いです。また、日本中どこに行かされても文句は言えません。基本的に橋を架ける所というのは田舎が多いので、寂しかったです。ただし、給料はコンサルよりは良かったですよ。本社内で設計照査の仕事もしましたが、やはり残業は多いですね。 やりがいは現場が一番ありました。モノが出来上がってくるわけですから。ただ、設計の仕事も出来上がったものを後で見に行くと感動しますよ。 将来的なことですが、土木系修士ならどちらに行くにせよ、絶対に学生時代に技術士補の資格はとっておいた方が良いです。どちらに進むにせよ、技術士をとる事がそれらの会社で生き抜くことの必須条件ですから。 最後に就職面ですが、昨今は土木の仕事は減っており海外に目を向ける以外に道はないと思われます。これから土木の世界でやっていこうとする人は大変だ、と感じていましたががんばって下さい。(役人なんかも良いかも。市役所とか狙い目ですよ。)
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