現職では特定の製品スキルを磨く事は出来ますが、現在取り扱っている製品も いずれは販売終了を迎えメーカーサポートが終了する事になります。 そうするとそれまでに身につけた製品知識も無に帰す事になると考えています。 もちろん新たに取り扱い製品も増えると思いますが、 また一からその製品に関する知識を身につけていくといった事の繰り返しになるだけで、 年を重ねていってしまうのではないかと不安に思っています。 そこで転職活動をしていました所、 サーバ運用といった仕事を紹介して頂きました。 大小様々なインフラ環境で基盤運用・設計に携わることが出来るとの事で、 主な仕事は以下になるようです。 ・仮想化基盤システムの維持・運用に関する問い合わせ対応 ・各種ドキュメント作成等 実際にインフラを構築する機会は多くはないそうですが、 ユーザーとのヒアリング、調整能力といったスキルを 身につけていくことが出来るようです。 将来性を考えた時、とちらの業務が魅力的でしょうか。
結局のところ、紹介された仕事は、運用なのか構築なのか、どちらでしょう? メーカーでもなく、SIerでもなさそうなので、サービス事業者のSEですかね? 提案する相手はエンドユーザーですか? 『仮想化基盤』とか『インフラの構築・提案』と聞くと最新技術の上流工程エンジニアのように聞こえがちですが、、 お決まりパターンの構成でネットワーク組んで、サーバにvSphereいれて、ゲストをインストールして、、、 あとは、トラブったときに対応、、、 という仕事内容だとキャリアパスとして微妙ですよね。 今おいくつくらいかにもよりますが、ネットワーク機器のヘルプデスク業務は、どういう心持ちで従事するかによって得られる経験値が全然違います。 SIerのヘルプデスクなのか、それともTACなのか等にもよりますが、、、あんなに、大小様々・インダストリー様々なネットワークの実例を見れる場はそうそうありませんよね。 『そんなトポロジーだからルーター一台壊れただけで大騒ぎするハメになるんだよ!』 とか 『この設定、こういう風に変えても動くよな?』 と考えてラボで動かしてみるとか 自分の担当はルーターやスイッチ中心でも、送られてきた構成図見て 『ロードバランサやファイアウォールってそういうところに配置するのか、、』 と考えてみたり。 『自分がこの構成を提案できるようになるにはどういうスキルが足りないのか、、』 と考えてみたり。 そういうことを日々考えながらヘルプデスク業務に従事している人なら良いですが、そうでなければ(大半の人はそうですが、、、)上述の『お決まりの構成』すら提案できませんよ。 『あとは提案力や顧客との調整力を磨くだけで、技術的な構築能力は身についている』 という状況なら、上流工程へ転職してみてもいいかもしれません。 まぁ、どうせなら、将来やりたい仕事を見つけてから、転職活動したほうがいいですよ。
インフラ技術者は引く手あまたです、特に仮想化基盤技術はインフラのコア技術となる可能性が高いのでお薦めします。
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