マシニングセンタで使用する潤滑油(シェル)についての質問なのですが、マシニングセンタで使用する潤滑油(シェル)の使用目的について教えてください。

ＭＣでもＮＣでも、可動部分の潤滑は重要で、精度を出すためと、 機械を動かすためと、機械を守るためとに、必要不可欠なものだと 思います。 盾形マシニングでも、工具ラックから工具をワークに当てるのに、 油圧作動が必要ですし、回転を工具に伝えるのに減速機があって ギャー油が使われます。 上下動やベッドの動きには、摺動面油として少し粘い潤滑油が 使われますし、その動きが正確である必要があります。 シェルのオイルで言えば、テトラのＶＧ３２などが油圧やギャー 兼用で使われるケースが多いはずです。 衝動面だとトナのＶＧ６８を中心に、盾形マシニングなどでは ＶＧ２２０などを使う機械もあると思います。 専用のギャー油としてはオマラが使われることもありますね。 軸受があればテトラのＶＧ２～１０も使われるはずです。 軽量なギャーボックスならＶＧ３２で兼用されますが、大きな力 を必要とする場合にはＶＧ１５０とかＶＧ２２０が必要なはずです。 軸受も高速回転のものほど、粘度は低くして使われますね。 油圧がなければ機械は動きませんし、ギャー油は摩耗を防がない といけません。 摺動面油や軸受油は、精度を出すために重要な油です。 工作機械の油は各社販売していますが、機械のレコメンドで良く 確認して選択されるべきですね。