日本で看護師・保健師・助産師の資格をとって海外で活動することは可能ですか？それとも海外で活動するには、海外で何か試験を受けなければいけないのでしょうか？そもそも保健師という職業は海

日本で資格を取っても海外でその資格が認められる場合は殆ど有りません。 つまり医療免許は、発行された国で有効な訳で、特別な状況でない限り(緊急支援など）他国の厚生・保健省が日本の医療免許を有効と扱いません。 アメリカの場合（日本の看護師免許を所持している前提） アメリカの看護師免許を取得するには、多くの州でCGFNS資格の受験が求められ、合格すると州の看護師免許（NCLEX-RN）の受験資格が得られます。 CGFNS試験は難しく、合格者の多くは州の看護師免許にも合格。 また、米国は看護師不足の傾向にあるため、就職先確保は比較的容易でケースによっては、州の看護師免許を所持しなくても、OGFNSの資格所持のみで就労査証（H-1）が発給される場合があります。 必要な英語資格としては、2003年よりTOEFL以外の語学テストも認められています。 TOEFLの場合は540点以上（コンピュータ方式の場合は270点以上）が必要。 TOEICは725点以上。IELTSはアカデミック･モジュールで6.5以上（スピーキングは7.0以上）の取得が必要です、取得したスコアは２年間有効。スコアの証明は各語学機関からCGFNSへの直接提出が必要。 またTOEFLが540点に満たない場合に限り、2年以内であればTOEFLだけを再受験可能です。 カナダ（ブリティッシュ・コロンビア州）の場合（日本の看護師免許を所持している前提） RNABC (Registered Nurses Association of British Columbia)にて登録が必要です。 看護教育と臨床経験、英語力を申請し、資格審査にパスすると登録されます。 看護学校や勤務病院の英文証明書が必要で、登録後、２年間の有効期間内に、語学試験を受験し合格すると、看護師の仮免許が交付され、10ケ月の仮免許有効期間中に、看護師国家試験を受験します、試験は年４回、２回不合格になると再度の資格審査が必要です。 看護師免許取得後の就職と就労査証取得は比較的容易です。 保健師・助産師も同様に「試験」に合格すれば活動出来ます。 保健師（保助看法2条及び第42条の3）＝「Public Health Nurse」と言い勿論存在します。