【稼働中のパトカーについて】 職務質問や現場臨場などで警察官がパトカーから降車して車両から離れる際はカギをかけているのでしょうか？

警察に関しては、あまり鍵は閉めないでしょう。 車(パトカー)に乗っている警察官が全員降りる必要があるときというのは、よほどの事態ですし、よほどの事態ならばパトカーに鍵を掛けている暇なんてありませんからね。 ちなみに防犯上どうなんだっていう疑問がありますが、パトカーそのものやパトカーに乗っている荷物や装備を、そばで警察官が活動している中で盗もうなんて言う人間はいません。目立つパトカーに寄れば、目撃者が増えてしまいますし、そもそもパトカーを盗んでもすぐに居場所が割れてしまうため、リスクの大きさの割に利益が少なすぎます。 アメリカ警察のパトカーと違って、日本のパトカーには様々な情報を表示するための端末(PC等)は置いていませんし、金目のものも武器になりそうなものも置いてありません。警察業務に必要な装備は皆トランクに仕舞ってありますし、室内にあるのは書類ぐらいです。 ※ちなみ日本の警察官は、情報端末としてPCではなく『P-phone(ピーフォン)』と呼ばれる警察専用携帯電話を装備しています。ですから、無人のパトカーから重要な情報が流出することは基本的にはありません。 また、滅多にパトカーのエンジンを切ることはありません。よほど時間が掛かると分かっている場合、時間的余裕がある場合に限りエンジンを切って施錠してから徒歩による警察活動を行いますが、基本はエンジンはそのままですし、よほどの事でなければ乗員全員がパトカーから降りることはありません。必ず運転手は車内に残り、警戒及び本部との交信を担当します。