ディーラー(トヨタ)の営業マンとして働くにはどのような学歴が必要ですか？

私の会社では営業は大卒が条件です。恐らくはどこの販社でも似たり寄ったりでしょう。 ただ、車の事を何も知らないで営業マンとして採用される方が多々存在することは事実です。 せいぜい、聞きかじり程度の知識。 だから顧客の修理依頼があったとしても整備士にちゃんと伝える事が出来ない。トラブルの要因の元になる原因でも有ります。 その点、整備士上がりのフロントは車のプロです。私の会社では工場長上がりの人が多く勤めています。 顧客のどんな質問にも答える能力があり、それを裏付ける知識と技量を兼ね備えている。 貴方が車を購入するとしたら、どちらの営業マンを選びますか？ 自ずと答えは出るはずです。 整備士の専門校に通い、二級を取得し、数年もしたら嫌でもフロントに回されます。 現場上がりの営業マンは、現場にも顔がきき、何かと役得です。 これが単なる大卒で、車音痴の営業マンですと、整備士に丸投げです。もしくは整備士に、その都度聞きに行く始末で二度手間。 どちらが顧客の信頼を得ることが出来るかは自明の理ですね。 急がば回れ、優秀な営業マンを目指すなら、まずは基礎を固めるつもりで整備士の仕事を通じ、実力を会得し、会社内で確固たる地盤を築いてからでも遅くはないでしょう。 しかし、整備士として優秀過ぎると技術本部に異動になり、技術指導を担当する事になるのでほどほどに。 近年は整備士と言えど、事前事後の聞き取りと説明が基本となってますので、営業トークは嫌でも鍛えられます。 だから整備士とは言わず、大体はサービススタッフと呼ばれてます。