友人になんで男なのにフルタイムのパートなの？と言われました。

私は音大を出ています。 よく分からないのは、300社をどうやって受けたのかということ。 ちゃんと自己分析しましたか？自身の得手不得手、それがどの業界にどう紐付くか、どれだけ分析出来てます？ コミュニケーション能力が乏しいとありますが、その対策はどれだけしています？ 逆に、全ての業種職種で高いコミュニケーション能力が求められるというとそうでもないでしょう。どういう業界でどういう能力をアピールしたのでしょうか？ 300社の企業研究…なかなか出来ないですよね。。。 傷口に塩を塗ってしまい申し訳ないのですが、首席で卒業できたのも300社受けたのも物凄いことだと思うんですよ。誰にでも出来ることじゃないのは明らかです。 パワーは持っているのに、そのベクトルを間違えているという印象を強く持ちました。頑張るトコそこじゃない。 20代なら仕事は選べますよ。専攻実技で食っていくのが辛いのはよくご存知かと思いますし、年収2000万で都内のタワマン住み…は恐らく無理でしょうけれども。 ちなみに難聴はどのレベル？障害者手帳を取得するとして、年金や就労ウンヌンはどうなります？その辺り、まだ医者に聞いてないのならそこを詰めても良いかもしれない。 病院にもよりますが、社会保険福祉士(？)みたいな人、患者が世の中で働けるようバックアップするポジションの人を置いている病院も少なくありません。 さてさて。 冒頭に書いた通り、私も音大卒です。加えて、25歳の頃に心臓や喉の大手術をして、それはそれは大変な苦労をしました。 病気は身体だけでなく、精神的にも大きなダメージを与えます。それが易しくないことはよく分かりますし、あなたもそれなりにダメージを受けているのでしょう。 決して簡単な話ではないですし、答えが出るものでもありません。「なぜ自分だけが」と考えたところで始まらないし、それでも毎日毎時間毎秒つきまとってくるのが病気です。 その辛さは誰にも分からない。あなたに私の辛さは絶対に分からないし、私にはあなたの辛さは絶対に理解できない。 ただ、たとえ自身の能力の一部が人より劣っていたり障害があるにしても、『他で補えば』それで良い。 そもそも完璧な人間なんていないんだから。病名だの障害だのは、社会が回るために人間をカテゴライズするためのルールでしかありません。そこら辺に気付いていない難聴持ちがいたっておかしくないし、明日心臓が破裂するやつが普通に生活してたって何もおかしくない。アル中やヤニ中は世の中に溢れている。 だったらルールに従うのではなく、ルールを利用してしまえば良いんです。障害年金も手帳も、有利なら取れば良いし不利なら取らなければ良い。(私も取れますけど、障害のレベルが低いので敢えて取りませんでした。) 自分は身体が弱いかもしれないけれど、だったら頭を使えば良い。耳が悪くても目と手がありゃ何とかなることも多い。 あなたはコミュニケーション能力がなくて、聴力にも問題がある。 だったら逆に、あなたに出来ることは何ですか？英語は？簿記は？理工学系のセンスは？ それを探して、伸ばしてから300社受けたら、また結果は違うかもしれない(ちゃんとそのステップを20代のうちに踏めば・、たぶん10社受ける前に就活終わりますよ。勿論難聴のレベルにも寄りますが)。 『ちゃんとしたステップ』なるものが分からなければ、「若者応援ハローワーク」「新卒応援ハローワーク」で検索して下さい。 ハローワークという字面は何か失業者の駆け込み寺的なイメージがありますけれども。実際その役割もあるにせよ、「就活市場で若者に有利な戦い方を教える」という能動的な役割も担っています。 転職サイトもあります。登録は複数して構いませんが、旨そうな餌にすぐ飛び付かないように。十分に吟味して(それもハローワークの担当者とすれば良いです)、堅実なステップを踏んで下さい。