しまむらなどの安さの裏で外国人技能実習生が奴隷化したのは何故ですか？

日本と韓国の外国人実習生の応募の仕方のスタイルの違い です。日本では海外の労働力の導入について公共の機関が 介在せず、民間の企業が国内のいろいろな事業所から外国 人の注文を受注し、対象国の民間企業に発注してしまうの です。相手国では発注に応じて頭数を揃えるのですが、そ こには現地の闇ブローカーが介在し、ベトナムなら日本ま で片道４万程度で買える航空チケットが100万円という値 段になってしまい、この金を払うことが日本へ渡り働くた めの経費となってしまうのです。ところが韓国は国の事業 として受け入れをしており、現地事務所まで儲けて相手国 の公的機関と交渉して受け入れを行っており、韓国側では 恵まれてはいませんがそれでも日本のような、違法な労働 をさせることはありませんから、ベトナム人は韓国で働く ことを選ぶのです。今自民党が強行採決しようとしている 入管法改正案の外国人労働者受け入れ拡大法案は完全なザ ル法で、日本国内の最低賃金すら守らず、労働現場ては外 国人労働者は一切保護されず、過剰労働、暴力、セクハラ といった問題に晒されるのです。これでは日本に来て働こ うなんて思うはずはありませんよ。