いつからお客様は偉くなったのですか？

1960年代ですかね。 お手本はアメリカのウォルマートでしょう。 1960年代以前は日本の大型店も昔ながらの老舗百貨店が中心で、どちらかと言うとブランド意識が高く庶民には敷居が高かった。 その頃アメリカでウォルマートが顧客第一主義で客を集め事業を拡大していったのです。 日本の夢みる経営者たちはこぞってアメリカ視察に出向き、色々なノウハウを学んで帰ってきた。 その中にウォルマートの『顧客第一主義』もあります。 そのころ拡大していった日本のGMSの大半は、社是の中にお客様第一主義をうたっているはずです。 全部は調べていませんが。。。 例えば、GMSの元祖（？）ダイエーも「お客様のために (For the Customers)」の方針で事業を推し進めていました。 そのころから、業種業態の壁を越えて『お客様第一主義』は日本を席巻していった。のですよ。