鍍金について質問です。 ユニクロメッキは電気メッキの事だと思っていたのですが、そもそもユニクロとはユニクロメートの事なのでしょうか？ クロメート処理とは電気を通さず液に漬け込んでする処理という説明をネ

まず「ユニクロメッキ」と言う物が無いのですよね。 （めっきの大前提は金属皮膜と言う事なのですが、ユニクロは後述するように金属皮膜ではありませんので。） ユニクロと言う物はめっき浴中に電気を流し成膜する「電気亜鉛めっき」を施し、その上に薬液中への浸漬のみで成膜させる「化成処理」と言う処理を施し、その化成処理皮膜（の一種）がユニクロとなります。 なので亜鉛めっきは基本的には二層の被膜となり、そのめっき被膜の上に施す化成処理が化成処理皮膜であり、その化成処理皮膜が各種クロメートであります。 そしてその化成処理皮膜の種類の一つが前述のクロメート（通常の電気めっき上に施される化成処理は全てクロメートであり、後述の各種クロメートがあります。炭酸飲料とコーラ、レモンスカッシュみたいな物です。炭酸飲料がクロメート、光沢クロメートがコーラ、有色クロメートがレスカみたいな。）である通称「ユニクロ」、正式名称が「光沢クロメート」です。 他にはクロメート、ジンクロ、ダイクロ、黄色、赤、未中和等と呼ばれる玉虫色の黄金色の「有色クロメート」 黒色で亜鉛黒、黒亜鉛とも呼ばれる「黒色クロメート」 高耐食で国防色の「グリーンクロメート」 環境対応された「３価クロメート」等があります。 これらは見た目の好みのみでチョイスする物ではなく、耐食性、経済性、外観、環境対応、その他機能を勘案して選択され施されます。