高卒公務員は大卒の一般的なサラリーマンよりも低収入ですか❓

収入は昇進や家族・働く地域、残業などにより左右されるので比較が難しいです。 ただ、偏差値45の4大に浪人せずに進学し、卒業とともに民間企業で営業職に就職した人と、高校卒業とともに中核市の正規職員（事務職）に就職した人を、知り合いの誼で比較させてもらいました。 すると、残業はせず働く地域が同じだと仮定すると、初年度の差は20万円程度でした。 この差は、高卒公務員が大卒の年齢まで昇給すると追いつく差ですから、大きな差はないと言えます。 質問者さんの言う「大卒の一般的なサラリーマン」とは、何をもって一般的と言うかが難しいです。 しかし、仮に偏差値５５とか６０程度の大学の卒業者であれば、偏差値４５の大学卒業生よりも多く収入を得られる可能性が高まります。 ですので、若い頃は「高卒公務員は偏差値４５の大卒と同程度だが、一般的な大卒者より低い」と言える様に思います。 ただ、市役所の高卒公務員の生涯収入の平均が2億5千万円～2億6千万円程度とする試算がWeb上にありました。 これを東洋経済の報じる生涯給料トップ500社と比較すると、400位～500位と同等の金額です。 当該ランキングは難関大学卒業者も含めたものですから、生涯収入を考えると、高卒公務員は優良企業のレベルに位置するので、そこそこ上位の収入になると言える様に思います。 ただ、これらはあくまで傾向です。 例えば私は多浪Fラン卒ですが、東京都の同年齢平均給与に比べても相当に多く頂けています。 ですから、その人毎の状況による差が大きい、という点は失念するべきでないと思います。