週間東洋経済がいい特集を書いたので、是非読んでみてください。 http://tkplus.jp/articles/-/16444
勉強になりました。
教員はブラックですよ。 労働環境は日本最悪レベルのひどさですし、離職率も極めて高いです。 参照するデータにもよりますが、業界別の離職率ランキングでは、 ほとんどの場合でワースト3位には入っていますね。 勤務先が私立なのか公立なのか。 また、小・中・高・特支のどの校種で教壇に立っているのか。 この辺りの事情で変わってくる部分もあるのですが、 大まかに整理すると以下のような点でブラックと言われています。 ①勤務時間が長すぎる よく言われるのがこの勤務時間の長さですね。 学校によってもマチマチではありますが、厳しい学校ですと 夜明け前から勤務を開始し日付が変わってから帰宅ということさえ ザラにあるような始末です。食餌と入浴と睡眠以外のすべてが 勤務時間として消費されると思っていただいて間違いないでしょう。 労働基準法なんてどこの学校も守っちゃいません。 ②仕事量が多すぎる 教員の仕事は非常に多岐にわたります。 毎日の授業ひとつとってみても、教材研究から資料やテストの作成、 評価基準の策定や成績管理、教科別の会議や研修も加わりますし、 ちょっとした課題の添削でさえ膨大な量になります。 これに加えて、担任を持てば学級運営に注力せねばならず、 生徒指導や進路相談、校外学習の立案・計画、地域活動への援助、 中体連や高体連の業務への参加、保護者からのクレーム対応・・・etc 正直、ここには書ききれないくらいです。 むしろ教員がやらない仕事はないというのが実際でしょうね。 ③求められる能力が高すぎる これだけ多岐にわたる仕事を課されるのですから、 教員側に要求される能力の高さも半端ではありません。 専門教科に対する専門性は当然として、他教科に関する知識や語学力、 教育法規に対する理解、部活動に対する指導力と専門性が求められます。 生徒の発達に関する心理・福祉関連の知識はもちろん、 進学や就職の相談に乗るためには予備校講師や転職エージェント並みの 実力が当然のように要求されます。 また、学校運営の中では予算管理や対外折衝、様々な行事運営、 保護者とのコミュニケーション能力、いじめ問題への対処などなど。 教員というのは、なんでも一人でやる必要こそありませんが、 一人でなんでもできる人間でなくては務まらないのです。 民間企業で言えば、営業・企画・法務・人事のすべてを ひとりでこなせるレベルじゃない限り1年目で肉体と精神がボロボロに なるでしょう。(だから離職率が高いんです) ④私生活に加わる制限が多い 教員はなによりその職務を第一に考えなくてはなりません。 ですから、私生活に加わる制限も非常に多いです。 たとえば、飲酒・喫煙・賭博(パチンコ・スロット)は禁止です。 明文化されてはおらずとも、暗黙の了解として要求されます。 また、結婚もできません。 民間企業のように仕事との両立が図れないため、離職せざるを得ません。 産休などで抜けた先生の穴を埋めるために、わざわざ「臨的任用」という ピンチヒッター的な採用制度が用意されて機能しているくらいです。 旅行も原則は禁止ですし、身内の冠婚葬祭への参加も禁止です。 これも暗黙の了解として要求されますね。 いずれも学校業務に差支えが生じたり、災害や事件が発生したときに すぐに学校へ駆けつけられなくなる恐れがあるためです。 教員にとっての休日とは、自宅待機の別称でしかありません。 ⑤収入が極めて低い これだけの激務でありながら、収入は決してよくありません。 教員には民間企業のような形での昇給や昇任といった制度が存在しません。 独自の制度を敷いており、これに従って支給されます。 額面だけ見るとそこそこなのですが、正直割に合わないですね。 特に小学校の先生が置かれている状況などは悲惨の一言です。 ⑥教育界全体の風通しが悪い これだけ問題があるにもかかわらず、教育委員会や文部科学省が 改善に向けて動く気配魔ありませんし、そもそも問題だと認識 しているのかさえ怪しいです。 教員が政府や省庁の政策について反論することは法律で禁止されている ので、現状の改善に向けた動きを起こすこともできません。 もちろん、デモ行為も禁止です。労働環境の改善やより良い指導に向けた 提言もすべて禁止です。 いじめで自殺した生徒の実態だって、教育委員会は隠すでしょう? 日本の教育なんてそんなもんなんですよ。
近所の中学校をのぞいてみてください。 職員室は、夜遅くまで電灯が点いているはずです。 ヤンキーが問題を起こすので、後処理が大変なのです。 公立中学というものは、大なり小なり、荒れているのです。
授業時間の合間も1分を惜しむくらい仕事をしている先生もいます。 その反面、お茶を飲みながらおしゃべりをしている先生もいます。 教員全部がブラックなのではなく、暇すぎる教師も多数います。
聞いた話に頼ったものになりますが。 教員は、普段の授業以外にもクラスを持っている人であればそのクラス向けの通信を出したり、テストを作ったりしなければなりません。 こんな時間を含めれば、当然労働基準は超えますよね。 さらに、質問者さんの言う通り、部活動の時間をプラスされる人もいるわけです。 どうすれば、労働基準を超えずに働くことができましょう?
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