【大卒就職率94・4%】 ブラック企業の労働条件、募集内容からすり替え事例も 内定時に確認を 2014.5.16 11:33 [就職・転職] 景気回復で大学生の就職率は上昇傾向だが、せっかく見つけた働き口がいわゆる「ブラック企業」で過酷な労働を強いられ、鬱病などに苦しむ若者も少なくない。 神奈川県の女性(24)は大学を卒業し就職した会社を3カ月で退職、昨年12月、面接を受けて東京都内のIT企業に入社した。 紹介会社からは「仕事は事務」と聞いていたが、会社には「事務はいま、募集していない。まずはシステムエンジニアをやってほしい」と言われ入社前の1カ月間、無給で連日、長時間の研修を受けさせられた。 研修が終わるころ、会社は「労働条件通知書」を手渡した。基本給は18万円。「200時間未満まではみなし残業とする」といった過酷な条件も。 女性は「疲れ果て、内容を詳しく読む余裕もなかった」と話す。 嶋崎量弁護士によると、募集要項の内容が契約時に変更されても合意してしまえば法的問題はない。「実際は学生が理解できないよう、あいまいな書き方をしているケースが多い。内定をもらった段階で確認してほしい」と訴えている。 . 産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140516/biz14051611330035-n1.htm
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