小学校英語指導者資格は、当然ですが英語で授業ができる能力が必要です。授業の方は、元教員でいらっしゃったのなら問題ないと思いますが、英語の方はいかがでしょう?正しい発音で、しかも子ども達向けの英語で話すことができますか?英会話教室などで専用のコースが有ったりもしますが、費用は結構かかります。今のところは、この資格が無くてもTOEICで700以上など一定の英語のスキルを証明できれば、求人に応募はできます。 小学校での英語の指導者の需要は今は結構ありますね。ただ、ネットで実際に求人を見てもらうと分かりますが、殆どはバイトみたいなものです。給与的にも、勤務日数もです。自治体によっては募集が「ボランティア」になっていたりもしますよ。 また、学校図書司書資格というものは存在しません。あるのは「司書教諭」か「司書」です。司書教諭は元教員ならご存知の通り任命職です。教諭として学校に配属になっている方の内、大学などで司書教諭に必要な既定の単位を履修している人の中から選ばれます。臨時講師の立場では、司書教諭として働くことはできません。司書の方は、これも大学などで既定の単位を全て履修すると資格が得られます。科目等履修生になって通年で取ることもできますし、夏の司書講習でも取得できます。司書資格が取れる大学は、文科省HPに一覧が載っています。 一般に学校司書と呼ばれる職(自治体によって読書指導員、学校図書館補助員など名称はバラバラ)は、その多くが単年度契約の非正規職です。自治体によっては、1人で複数の学校を掛け持ちしたりもしますし、逆に1人で学校図書館の全てをやるところもあります。求人の際には、要司書資格のものから、司書教諭の資格でOKのところ、資格不要のものまで色々です。今の20代ぐらいからは、学校に学校司書がいた世代です。最初からこの職を目指している人もいるので、意外と採用試験の倍率は高いですよ。
大変詳しい説明で恐縮です。 ありがとうございました。
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