私は大学二年生です。 私の大学では、司書の資格をとることが出来ません。 つたない文章ですが、読みやすいものを書けるよう努力します。 一つ目に、 学校司書とは一体何か? (教師ではなく、図書館専属の事務仕事?やはり公務員試験は受けるのでしょうか?いわゆる地方公務員というものでしょうか?) 二つ目に、 今からでも出来る、司書になるために頑張れるようなことってあるのでしょうか? (一体どのような勉強をしたらいいのでしょうか?) 三つ目に、 図書館別にどのような勉強が必要なのでしょうか? (国立、専門、大学、大学以外の学校、公共) どなたか少しでも教えてくださいませんか、お願いします。
>学校司書とは一体何か? 司書教諭以外で、学校図書館(小・中・高等学校にある図書館)のスタッフとして働いている人ですね。自治体によって、職名も雇用形態もバラバラです。資格無しでもOKのところもあれば、司書資格や司書教諭の資格(この場合は、職としての「司書教諭」ではなく、あくまで事務職です。)などを求められる場合もあります。司書教諭や司書との比較は文科省HPに表が載っています。 雇用は、その学校の運営先によって違います。公務員試験が必要なのは、公立学校で正規採用の場合のみです。数としては多くありません。非正規や学校法人のスタッフであれば、公務員試験は受けません。法定の職ではないため、そもそも学校司書を全く採用していないところもあります。学校司書の採用をしないところだと、司書教諭か学校事務が図書館の面倒を見ることが多いです。 勤務内容は、およそ学校図書館内のこと全般ですね。一人職場のことも多く、公共図書館の司書とは仕事もだいぶ違います。自治体によっては、1人で複数校を掛け持ちさせるところもあります。逆に実習助手などの肩書きで採用して、他の仕事もさせるパターンもあります。 参考:司書教諭といわゆる「学校司書」に関する制度上の比較:文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282905.htm) >司書になるために頑張れるようなことってあるのでしょうか? まずは、来年の夏に司書講習で単位を取るところから始めるのが宜しいかと。「大学に2年以上在学(短大卒業者含む)し、62単位以上を修得」していれば、受講資格があります。開講大学は文科省HPに載っていますよ。大学によって、受講審査の内容や受講費用は違います。地域によっては、大学まで行く交通費(場合によっては宿泊費)が受講料を上回るケースもあります。今の内にバイト等で受講費用を用意したり、単位を稼いでおいたりすると安心して受講に行けます。 参考: 司書について:文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm) >図書館別にどのような勉強が必要なのでしょうか? 館種を問わず、最低限、図書館学・図書館情報学と関連分野ですね。 後は採用試験対策も必要です。こちらは、館種だけでなく設置者によっても違います。例えば、「大学」と言っても国立、公立、私立では採用試験も違えば、対策も違います。学校法人だとエントリーシートで足切りをするところもあります。こういった書き方など各採用試験での試験対策も学ぶ必要があります。もちろん、最低限の一般常識はどこでも求められます。採用試験によって、「最低限の一般常識」のレベルが大分違います。国会図書館は議会図書館だけあって、法律系を中心にかなり難易度が高いですよ。 採用試験とは別の純然たる知識・スキルと言う意味では、私見ですが、国会図書館は総合力勝負、大学や専門図書館はサーチャーやカタロガーとしての能力、学校図書館は優れた観察力とコミュニケーション力、公共は地元に関するもの+応用力でしょうか。例えば、大学だと専門的な資料が多く、自館で書誌を登録する機会が多いです。このため、書誌を登録するのに必要な知識(語学力やDBの基礎知識、目録規則にNACSIS-CATの操作方法など)を知らねばなりません。とは言え、この知識は大学以外の大きな図書館でも必要な知識です。ですから、一概に、どの館種にはこの勉強が必要とは言えません。 どの図書館が何の為に存在して、どんな仕事をしているのかを知れば、どういう知識が必要なのかは自ずからわかります。内容は少々古いですが、元図書館員が作ったこんな本もあります。他にも類似の本はたくさんありますし、日本図書館協会の「 JLA図書館情報学テキストシリーズ」など図書館情報学全般の本も出ています。ご興味があれば、どうぞ。 『知っておきたい大学図書館の仕事』(大学図書館の仕事制作委員会,エルアイユ-,2006) 『知っておきたい図書館の仕事』(図書館の仕事作成委員会,エルアイユ-,2003)
お二方とも細部まで説明していただき、ありがとございました。 どちらも参考にさせて頂きます。
> 学校司書とは一体何か? 「司書教諭」資格の有無に関わらず、小中高の学校図書館に勤務するものの総称です。公立の学校であれば地方公務員、私立であれば学校法人職員になりますが、かならずしも正規職員とは限りませんので、非常勤なども多いです。 > 今からでも出来る、司書になるために頑張れるようなことってあるのでしょうか? ・ 自分の学科の勉強を真面目にする。 ・ 時事や一般教養、英語などの語学力、単なる資格・検定ではない実践的なコンピュータスキル、などを養う。 ・ 知恵袋で質問するような人間にならない。(情報収集能力を養う) ・ 公共図書館志望であれば、司書資格を取ったほうが応募できる求人が増えますので、来年以降、司書講習を受講することを検討してみてください。2年以上在学・62単位以上取得が受講条件です。夏休みに2ヶ月間、月曜から土曜まで、朝から夕方まで、よその大学に通うというものです。 > 図書館別にどのような勉強が必要なのでしょうか? 国立国会図書館と専門図書館は省略します。単純に難しい・採用数が少ないというのもありますが、どういう勉強をすれば良いのか分からない方にはおそらく無理でしょう。 公共図書館は、司書資格の勉強をしていれば良いです。司書講習が無理なら、図書館学の叢書(シリーズ)を一通り勉強してください。 大学図書館は、通常、司書資格の有無はほとんど考慮されませんし、さほど必要ありません。基礎知識として知っていたほうが良いのは確かですが。公共図書館/司書資格レベルの勉強に加え、電子ジャーナルだとか学術情報データベースとかレポジトリとかNIIのサービスとか、そういった所の勉強が必要になります。自分の大学の図書館のサイトを隅々まで見てみれば、どういう知識が必要なのか分かってくると思います。
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