2015、2016年あたりの大卒新卒就活の難易度は現在と比べてどうだったのでしょうか。 売り手だったか買い手だったか等教えていただきたいです。

就活難易度。つまり、大卒の求人倍率は日経平均株価と連動しているケースがほとんどです。 大納会である2015年12月30日の日経平均株価が19.044円です。 今の日経平均株価が33.000円なので、一見すると景気が悪そうな気もしますが、2008年のサブプライムショックから立ち直った日本経済と思えば悪くない株価です。 そもそも、2020年3月の日経平均株価は16.000円なのですから、今の株価が異常過ぎるのです。 つまり、2015〜2016年の就活を評価するなら、やや売り優勢の市場と言えます。 時期的にサブプライムショックとコロナショックの狭間なので、ある意味で平和な就活が行えていたと思いますよ。 ただし、アフターコロナである2023年の就活は完全な売り手市場となっており、就業人口の減少も重なってバブル期以来の超売り手市場になる可能性があります。 よって、2015〜2016年は「やや売り手市場」で、2023年は「超売り手市場」だと思います。