社会人経験3年？第2新卒？どちらが重要だと思いますか。 よく転職するにしても、ひとつの会社で3年くらいは働いた方が悪い印象がない等と言われるようですが、

採用担当経験者側から言えば、という事で回答します。 結婚したいから転職、という事ですが、当然志望理由にはそんな事は書けません。 何らかの強い志望理由が書けたとして、採用するか否かという所まで話が進んだとしましょうか。 会社側から見れば、 ・結婚について ・出産について …の見通しは、聞いちゃいけない部分もありますが、聞いて選考基準に盛り込みたいところなのが本音です。 未経験者を採用するということは教育にも時間をかけねばならず、そうなると「結婚あるいは出産で数年で辞められた」なんて事にはしたくないので、採用するならばその点は色々突っ込まれるでしょうね。 当然、無計画だとか、いずれ辞める意思があるとか、そんな事なら最初から採用しません。 また、福利厚生が充実している会社であっても、入社してすぐに産休などとられたらたまったもんじゃありません。 未経験者ならば、年齢が若い方が有利であるのは当然ですが、25も26も大差ないですね。「お年頃」に変わりはないので。 また企業に２年以上もいれば、もはや第二新卒なんて言えません。 個人的には「景気の回復タイミングを今の職で待つ」というのがベターな選択という気がします。 今は徐々にですが、景気回復してきていますので、有効求人倍率も徐々に上向いています。 ただし、専門家の中には、サブプライム＞リーマンと来て、もうひとつダメ押しがあってまた景気が一気に悪くなるなんて事を言う人もいますから、タイミングは非常に難しいとは言えます。 今よりも景気が回復してくれば採用の可能性は（未経験者でも）広がりますし、次の転職先が決まっているのならばその会社の景気にも左右されます。 そうした点を読んでタイミングを見計らうのがいいだろう、という事です。 未経験者を雇うには、志望者側に「前職と共通する重要視ポイントがある」か、「情熱が伝わってくる」か、でなければ踏み込めません。 経験者を採用するにしても悩むのに、そこに未経験者が入ってくると太刀打ちできなくなります（だから未経験者は落とされやすい）。 それに打ち勝つためには、どれだけ情熱が伝わるか、なのです。 結婚や出産の話なども、そうした計画性ある話の中に含めなければ、採用側としては不安材料になるだけなので採用を躊躇しても仕方ない、と言えます。 そうした企業側目線も加味して、どのようにご自分をアピールして、どのタイミングでどうすべきか、という事をある程度計画的に考えてみてください。 【客観的な視点】で物事を見れる方か、と思いますので、冷静に考えてみるといいでしょう。 それによってご自分を納得させて計画に沿って（臨機応変さも重要）コトを進めていくようにしてみましょう。