「合同会社」とは簡単にいうと、どういうことですか？

簡単に言うと、株式会社はお金をたくさん出した人が偉いが、合同会社はお金の大小に関わらずみんな平等に出来る。 例えば友人と2人で会社を作る時、自分が10万、友人が100万出したとします。 株式会社の場合は出資比率がそのまま株式保有比率になり、1株1万と決めた場合はあなたが10株、友人が100株持つことになります。 1株はそのまま1議決権になります。役員の報酬を決めたり役員の選出、退任を決めるなどの重要な決議は株主の多数決で決めます。 友人が100株持っているので、どんな決議でも友人の思いのままになります。 さらに、会社の余剰金を分配する時も出資比率に応じて按分されるので、あなたは友人の10分の1しかもらえません。 合同会社の場合、例え10万と100万の出資だとしても決議は基本的に全員の同意が必要ですし、配当金も出資比率に関わらず定款で自由に決めることができます。 このように、合同会社の方が出資者同士の力を均等にできるようになります。 デメリットとしてはまだまだ合同会社の知名度が低いという点だけです。 あのアップルも日本では合同会社です。