具体的にどんな事をするのかですが、企業が求めている人材を探して人材を紹介する、特定の条件に適合した人材を見つけてくる(ヘッドハンティング)、具体的な求人を成功させるため助言をするなどで報酬を得るためには厚生労働大臣の「有料職業紹介事業」の許可が必要です。 個人に特別な資格は必要ありませんが、「職業紹介責任者」の講習を受講し、基準に合った事務所を構え、規定等を整備し、500万円以上の資産を持った証明の上(株式会社なら資本金で証明できます)で厚生労働省に許可申請をして許可を受ければ個人でも法人でも行う事ができます。 *このあたりの申請手続きについては、開業する都道府県の「労働局・需給調整事業課」にご確認下さい。 東京の例:http://www.roudoukyoku.go.jp/seido/yuryo/index.html 許可は簡単に取れますが、実際の仕事は簡単ではありません。 企業で人材確保の担当をしていたかもしれませんが、それは企業の看板とかフレームがあってのことです。 どこの誰とも知れない者が世の中から人材を集めるのはかなり困難です。 期待していると思われる辞めた企業の「人脈」なんてたちまち切れます。多くの人は仕事上の付き合い、会社の名前と肩書きがあったから容易に会えて話も聞いてもらえたのですから。 ただ、紹介業者をターゲットにして人材を紹介する会社、求人企業を紹介する会社もありますから、初期投資をしてそういったサービスを利用すれば「取り分」は少なくなりますが商売にはなると思います。
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