①国立大学職員は公務員なのか。 今年4月公務員試験セミナーを受けた時に、公務員試験のうちの1つに国立大学職員があったので、公務員かと考えていました。しかし、法人化されているため、公務員ではないという話も聞きます。どうなのでしょう? ②公立大学職員は公務員試験なのか、それとも私立大学のような民間の試験なのでしょうか。また給与、倍率ともに国立<私立となっていますが、公立をここに入れるとどうなるのでしょうか。 ③どんな本を読んでおけばいいか、またどんなことをしておけばよいか。 私は商学部で日本の会計基準を学んだ上でIFRS(国際会計基準)の勉強をしています。近年では非営利会計である学校法人会計にも財務会計などの企業会計を取り入れていこうという動きがあるようですが、学校法人会計の本も読んでおいた方が職員の視点から大学を見ることに近づけるでしょうか?現在は岩波新書の「大学について」を読んでいます。 学校生活自体はサークル、寮自治、GPA(おそらく主席)、英語 を中心にかなり充実しています。 まだ考えるのは早いかもしれませんが、大体の外枠を掴みたいので質問させて頂きました。回答よろしくお願いしますm(__)m
1.2まとめて答えます。 国立大学、公立大学は10年ほど前に独立行政法人に組織を鞍替えしました。東京大学は、正式には「国立大学法人東京大学」となり、それ自体が一つの私企業と考えて間違いはありません。 したがって、独立行政法人化した時点で、職員、大学教員は「公務員」の身分から離れて「独立行政法人」の職員となりました。東大であれば「国立大学法人東京大学」の職員ということです。(職員も教員も等しく職員です。ただその職種が違うということになります)。そして企業に就職したと同じく辞めるまでその大学法人の職員ということになります。 大学同志の異動はありませんが、出向という形であれば私立大、他の国立大、それから文部科学省本省に1-2年を限度して異動することもあります。しかし必ず採用された大学に戻ることになります。 次に、このような国立大学法人の職員になるには国立大学法人統一採用試験、及び比較的大規模な大学(東大/京大など)が行う独自採用試験を受験し、合格/採用されるしかありません。 難易度は、家人が東大勤務ですが・・・独立行政法人化してからは採用者はほぼ国立大学とMARCH・関関同立クラスの難関私学の卒業生となっています。東大あたりですと東大、一橋卒の学生でさえ採用されてくるようです。 多分関西住まいでしょうから近畿地区の統一採用試験の要項です http://www.kyoto-u.ac.jp/siken/examination/yoteisu/index.html 事務系で倍率は30-50倍となります。そして職種を見ればわかるように「経理」では募集をしていません。事務職で採用してありとあらゆる部局、職種を3年毎に異動させられて大学事務全般に精通することを求められます。 家人は最近では医学部教務、五年生大学院教務、法科大学院事務という風に異動しています。大変な激務で定時あがりなど全然ありません。今は法科大学院の入試が近づいているため23時頃帰宅、土日もどちらかは出勤です。 公立大は同じく大学毎に独自の採用試験を行っています。さらに小規模公立大の場合は都道府県職員や市職員が出向という形で勤務することもあるようです。 まあその場合には公務員の身分を一次離れますから、国公立大職員というのは「公務員」ではありません。 どんな企業でもそうですが、経理をやりたいといって採用されることはありません。どこに配属されるかは上が決めることです。というわけで、かなり勘違いをされています。 3・今やることは大学の勉強をしっかりやること。三年生になったら大学法人の採用試験科目は教養だけですので、過去問題を参考に演習、勉強に明け暮れることになります。 読書は大事ですが、すぐに試験に役立つものなどありません。広く、ありとあらゆる分野の本を読み教養を高めるのが大事です。
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