岩波書店が縁故採用を公言していることが問題になりましたがハッキリ書いた方がいいですよね？

》岩波書店が縁故採用を公言していることが問題になりましたがハッキリ書いた方がいいですよね？ → 私も同感です。理由は質問主さんと多少被る部分がありつつも、違うかもしれませんが。 その理由とは、その方がまだ「誠実｣だろうと考えるからです。 はっきり言えばどの企業も、また地方自治体も縁故採用かそれに近いことをやっているはずです。 それにも関わらず「当社では個性的で多様な人材を求む｣とか「ウチでは能力を採用(昇進)基準にしています｣などと建前を書くから見当違いで実りのない努力を(体よく騙されて)やる人が出てくるのです。 もし「当社では個性的で多様な人材を求む｣とか「ウチでは能力を採用基準にしています｣とかいうことを書くのであれば、そして事実と言ったことに違いがあると認識しているのであれば、少なくとも採用サイドは事実を言ったことに近づける責任が生じるはずです。 そうするつもりが無いのであれば、最初から「当社では個性的で多様な人材を求む｣や「ウチでは能力を採用(昇進)基準にしています｣などと言うべきではないと私は思います。 もし建前を崩したくないのであれば「当社では好き嫌いを採用・昇進の基準にしています｣という方が余程ましでしょう(実際には裁判になる可能性が出てくるので、誰もこんなことは言わないでしょうが)。 要は縁故での採用・昇進であるか能力での採用・昇進かはどちらでも良いのですが、自分の言った言葉を大事にしてほしいということです(とは言え、これをやるとその組織全体のパフォーマンスが低下するから敢えて誰も言わないだろうけど。要は騙されて一生懸命やる人も必要ということでしょうか。私は間違っていると思いますが)。