受けようと思っている会社で書類が通ったら面接・適性検査があります。 適性検査とはどのような問題が出るのですか？ 勉強しないといけない問題が出ますか？また、そうだとしたらどのように勉強すればよいでしょうか？

一部上場総合電機メーカーで人事課長をしております。 会社によりけりですが、目的・種類は次の通りです。 採用活動の場合、多くの求職者のエントリーシートや履歴書の内容を把握し、面接を行う事は困難であることがあり、その場合に第一次審査として適性検査が用いています。 日本の採用活動で広く使われているものとしてはリクルートのSPI2 (SPI) やSHLの玉手箱シリーズ等があります。 検査の内容は業種により様々です。 一般的には言語（国語）・計数（数学）・一般常識（社会・理科・時事経済・英語）・性格のジャンルで出題されます。 企業が一般能力・常識試験や性格検査をする理由としては、面接のみでは性格を測ることが困難であること、学力低下を踏まえ一般常識や計数・言語能力を測るためということがあります。 遠隔地の求職者の便宜を図るためにインターネットを利用した適性検査が2002年頃から増加したしました。 例としては日本SHLやリクルート等が挙げられます。この形式の適性検査では、IDとパスワードを別の人物が使用するいわゆる「替え玉受験」が行われたことが判明しました。そのため、リクルートの関連会社であるリクルートマネージメントソリューションズが日本の各地にテストセンターを開設し、受検者の身分証明書を確認する形式を採り入れた筆記試験・適性検査を実施することとなりました。 採用活動での適性検査の種類 ①性格検査のみ ②クレペリン - （作業検査） ③教研式M-G性格検査 - （質問紙法） ④新入社員特性・活力測定 - （作業検査） ⑤CPI…（質問紙法） ⑥YG…（質問紙法） 性格検査・適職適性検査 ①ASK ②SDSキャリア自己診断テスト 適応検査 メンタル検査 ①MAS - （個人検査） 知能検査 ①田中ビネー知能検査 - （個人検査） ②WAIS - （個人検査） ③田中B式知能検査 - （集団検査） 総合検査 ①SPI総合検査 - （質問紙法・紙筆検査） ②CAREER VIEW - （質問紙法・紙筆検査） ③CETI - （質問紙法・紙筆検査） ④SAI - （質問紙法・紙筆検査） ⑤Research - （SE適性検査、質問紙法・紙筆検査、マークシート採点方式） マークシートでの実施（一般常識/能力検査・性格検査・事務適性検査） ①リクルートマネージメントソリューションズ SPI2・ENG・RCA（SPI2-R[3]）・NCA（SPI2-N[4]）・ENG等（筆記ベースのほかにWebベーステストの「WEBテスティングサービス」[5]とテストセンター[6]も発売） ②日本SHL GAB・CAB[8]・IMAGES・GFT・SAB・OAB[9]・決済箱等（筆記ベースのほかにWebベーステストの「玉手箱シリーズ」[10]も発売） ③NOMA総研 SCOA・Dict ④ヒューマンキャピタル研究所 HCi-AS・HCi-AB ⑤sougouダイヤモンド社 Data-α等 ⑥アトラクスヒューマネージ A8・G9・W8・C3等（筆記ベースのほかにWebベーステストの「TG-WEB」[15]も発売） ⑦日本文化科学社 TAP ⑧産業能率大学 FAST等 ⑨ディスコ社 ハーバード21