開業の経費なのか、開業後の月単位の経費なのか不明ですが、以下の通りです。 赤帽は、赤帽軽自動車運送協同組合(法人では無く組合です)とフランチャイズ契約をし、毎月、1万2千円の組合費を支払います。 赤帽組合への加盟金は、約38万で、更に始めるにあたっての様々な準備費用に15万、その他FAXやパソコンなど必要な事務用品、荷物を固定する道具類等々、色々そろえると、最終的には約100万位は掛かります。それに車両代(スバル指定車両)が、170万位(値引きは一切ありません、赤帽本部へのバックマージンがあるため)は掛かります。 赤帽に新規加入された方は、半年間、自身の住んでいる県内の赤帽支部・配送センターから優先的に仕事を回してもらえますが、1日1件程度で、必ずしも毎日あるわけではありません。 特に今年の4月からは、企業が経費節約に取り組んでいる為、仕事が非常に少ない状態がずっと続いています。これはコロナ特別融資の返済が始まり、その返済の為に経費節約が行われている為です。 また、建設業界では、他の業界より2年位ずれて不況が遅れて来ます。これは、不況が始まっても、既に取り掛かっている工事や、不況前に受注している工事案件があるためで、その貯金が今年に入って無くなっており、工事関係の配達の仕事が無くなっています。 加盟後、半年過ぎますと他の赤帽と同じ扱いとなりますので、その期間に顧客開拓なり他の優良な赤帽オーナーから仕事を回してもらえるよう、営業活動をする必要があります。 しかし、顧客開拓といっても、既に古くから赤帽を営んでいる赤帽オーナーに開拓し尽くされていることが多く、顧客を持つには、殆どは、他の赤帽オーナーが年齢等を理由に廃業した時、その方から譲り受ける(引継ぐ)ことになります。 その為には、その赤帽オーナーの下請けとして辛抱強く付き合っていくことになりますが、それでも必ずしも譲り受けられる訳でもありません。その赤帽オーナーも幅広く赤帽同士の付合いがありますから。後は、自身でホームページを作成して、地道に顧客を作っていくことになります。 顧客も無く、赤帽車をローンで購入した場合、売上金額の約45%~50%は様々な経費で消えます。赤帽を始めたばかりのオーナーなら、1日に1万~1万5千円位かと。ひと月で売上が40万位いけばかなりいい方です。そこから経費を引けば20万程度。 運賃については距離制運賃での計算になるので、例えば70㎞の配達をした場合、売上は¥14,850-です。70㎞距離を走るのに、約2時間~3時間は掛かります。配達が終われば空荷で帰ります。往復140㎞、それに自宅までの距離も時間もあります。また、荷物の積込みと荷下ろしの時間、30分から、荷物量が多ければ1時間以上も掛かることもあります。スムーズにいっても、全体で6~7時間は掛かります。 先ほど説明しました経費を45%と考えた場合、手元には¥8,200-位になります。時給計算に換算すれば、¥1,170~1,370-になります。そこから、健康保険料などの税金を払うわけです。 なので赤帽は他の収入源ともいえる年金、これを受給している高齢者オーナーが多いのです。 但し、初めから毎日仕事をくれる得意先を持っており、車も現金一括払いの場合なら、経費の割合は、売上金額の約35%~40%程度になります。もっとも、その様な状態でスタートできるのなら、赤帽に入る必要はありませんが・・・・・。 また、長距離の配達が多いと、ガソリン代、高速代などにより、経費が5%ほどアップします。 赤帽支部・配送センターへ仕事の依頼をしてくるのは、一般顧客、企業、そして自分の配達で手がふさがっている赤帽オーナーですが、その赤帽オーナーからの依頼の殆どは、他の赤帽オーナーがやりたがらない非効率的で利益の出ない仕事だったりします。 そういう仕事を、赤帽支部・配送センターへ請けてくれる人を(特に新人)探してもらい、何も分からない新人ということをいいことに、それらをやらせることが多いです。 一番多いのが、追加料金は一切支払わず、走った分だけの距離運賃しか支払わないものや、前日に荷物を積込み、翌日の朝一番に配達する仕事で、前日の夕方の積込みならいいのですが、13時や14時とかに荷物を引取るといった場合、その日はその荷物の引取りだけで終わってしまい、売上がゼロになってしまいます。 その他、350㎏以上の過積載、危険物の配送といった法令違反も度々あります。クレームを入れると、当然、仕事を回してもらえなくなります。 赤帽運賃規定では、前日に積込み、翌日配達の場合、『 積置料 』として¥2,750-が請求出来る事になっていますが、そういった追加料金は一切支払われず、また、翌日の朝一配達の場合、遠距離であっても高速代は出さない為、下道での配達となり、夜明け前からの配達となります。 この場合も赤帽運賃規定では、午後10時から午前5時までの時間帯に配達する場合、『 深夜早朝割増 』が定められています(朝4時に出発したら、5時までの走った距離分のみ割増となり、それ以降の走った距離は通常運賃となる)が、それも支払われない。 さらに、高速を利用した距離と下道で走った距離では、下道で走らせた方が、当然、距離が短いということもあり、依頼をしてきた赤帽オーナーにとっては、安く仕事をやらせることが出来ます。 また、荷物の積込み荷卸し作業では、15分を超えた場合、以降15分毎に、\550-の請求が出来る『 作業料 』というのも、運賃規定にて定められていますが、これも支払われません。 その他、『 休日割増 』や『 待機時間料金 』といったものも、運賃規定で定められていますが、そういった追加料金が支払われないものが、新人に多く回ってきます。 その様な仕事を続けて受けていれば、経費の割合は当然、高くなっていきます。酷いときは、売上金額の55%~60%が経費という月もあります。
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