人に聞かれて確実な答えがわからなかったので、回答願います。 一般に就職活動において、総合的に最も有用性のある資格はTOEICだと考えられていますが、これは事実でしょうか？ 逆にそれ

新卒就職としては、そういうことです。 学部学科に関係なくオールマイティに、スキル面を推し量らせる尺度に出来ます。 しかしその有用性は、あくまで「就職試験対策」としてのもので、採用就職後の有用性は別問題です。TOEICを一番の尺度にする求人でも、実際に英語が日常必要かどうかの内情は千差万別ですので。 それと、就活を控えた学生さんにぜひとも指導なさっていただきたいのは、「資格や検定をただ金看板にしてしまうのでなく、いつ試験を受け直しても合格できるだけの備え、自信、また採用就職後にもその心構えを失わない態勢」です。 「何でもいいから資格武装を」という学生は、主に偏差値55以下クラスの大学で顕著な傾向にありますが、どの求人企業にもそこを本命視する学生は資格武装で臨みますから、「何でもいいから」レベルでの差別化は望めなく、そこが「資格はあまり役に立たない」求人側の固定観念を揺るぎないものにしてしまうんです。 「プレジデント」誌の大卒就職特集の号では、有力企業人事担当者の匿名座談会の企画が必ずあって、「匿名」だからこそ世の中の内情というか真実が掛け値なく表現されているのだと考えます。この次の特集号（いつかは知りませんが）は、ぜひともご一読を・・・