ハウスBL、マスターBLというものが登場するのは、本来の運送依頼者(Actual Shipper)と実際の運送業者(Actual Carrier)の間に、「仲介運送業者」(NVOCC:いろいろな言い方はありますが)が入る場合です。 実運送依頼者は仲介運送業者と運送契約をする。その時に仲介運送業者が実運送依頼者へ発行するのが「ハウスBL」。仲介運送業者は実運送業者に対し運送を依頼する。その時に実運送業者が仲介運送業者へ発行するのが「マスターBL」です。 ということで、例えば「ハウスBLがコレクト」というのは「実運送依頼者から運送仲介業者への運賃支払い条件が着払い」で、「マスターBLがプリペイド」というのは「運送仲介業者から実運送業者への運賃支払い条件が元払い」ということですね。
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