正規職を目指すなら、4年制大学です。 他の道を切り捨ててでも夢を追うなら、図書館学か図書館情報学を専門的に学べて、司書の養成に実績のある大学を選ぶのが良いと思います。関東だと筑波大学か慶應義塾大学ですね。 正規雇用での司書職の倍率は非常に高い為、何年も就職浪人する人も普通にいます。そこまでの覚悟がないなら、司書は片手間にしておいて、就職に役立ちそうなところに進学するという手もあります。 図書館で働くことと司書として働くことはイコールではありません。国立国会図書館のように司書職採用しないところもあります。 どちらを優先するのかは、質問者さんのお好きなほうをどうぞ。 司書職として働く場合、館種や規模によって雰囲気は大きく変わります。立場が正規職か非正規職かでも変わります。雇用先が企業か自治体かでも差があります。 どこの図書館にも言えることは、カウンターの外から見える仕事は実際の仕事の半分にも満たないという事です。規模が大きい図書館だと、それらの仕事を分担して行いますのでぱっと見よりも多くの人が働いています。
すでに回答があるのですが・具体例を交えて 市町村が運営する図書館はほぼ民間委託されました。したがって司書資格を持っていても臨時採用、アルバイト、最長3年で雇い止めの契約職員としてしか就職は出来ません。 政令指定都市・都道府県ではまだ正式採用を行っているところもありますが倍率は30-80倍くらいとなります。となると短大レベルからの合格者は100%いないでしょう。筑波大などの国立、少なくともMARCHレベル以上の私立大からでないと合格可能性はありません。 多分全国すべての自治体を併せても年間100名程度しか採用がありません。ということは全国何処にでもゆく度胸と学力が必要になります。 一例です。埼玉県の職員募集状況・・さいたま市は募集なし http://www.pref.saitama.lg.jp/f1903/saiyou/result1.html 31倍 神奈川県の募集状況 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/p13046.html 昨年は23倍。それ以前は一名募集の年が多く88倍という倍率の時もありました。今年の採用予定も3人です。
今では市立図書館・県立図書館などの公共図書館は、ほとんど(業界全体では8-9割の人)がアルバイトや派遣などの非正規職員になっています。正規職員(公務員)が一人もいない市立図書館も珍しくありません。 ですから、非正規でよければ難しくはありませんが、正規職員として就職するのはほぼ不可能だと考えてください。 ほとんどの市や県では、正規の司書の採用はもうやっていません。日本全国あわせても、年に数十人しか採用されませんので、非常に難関です。高校(入試)の偏差値が65-70程度の進学校で、そこからいわゆる「良い大学」に入るくらいの学力は必須です。(短大という選択肢を考えてる時点でヤバイです) そのうえ、最低でも地方レベルより広い範囲で就職先を探して、何年も試験を受け続けるくらいの覚悟はないと無理です。 逆に、非正規でよければ学力もそこまで要りませんので、最低限、短大に進学できる程度あれば大丈夫です。
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