現実問題、生涯賃金３億円は厳しいですか？

22歳で就職して65歳で退職した場合。 22～29歳 年収300万ｘ8年＝2,400万 30～39歳 年収500万ｘ10年＝5,000万 40～49歳 年収600万ｘ10年＝6,000万 50～59歳 年収900万ｘ10年＝9,000万 60～65歳 年収500万ｘ5年＝2,500万 合計2億4,900万 あと、退職金がプラスされるからもっと増えますよね。 ほらなんとなく行けそうじゃないですか。 そんなに定期的に昇給がある会社に就職できればの話ですけどねぇ。 補足 じゃぁ、ちょっと真面目に答えますと 2005年の独立行政法人労働政策研究・研修機構データで高卒の生涯年収平均は転職を一度もしないで2億5910万円となっています。転職をすると2億0580万円となっており、転職をすると生涯年収が下がる傾向にあります。 これは実力主義が普及してきてはいますが、社会全体としては未だに年功序列的な賃金体系が占めている為です。 生涯年収を気になさる場合は転職をしないで一箇所に勤める方をお勧めしますが、今後はどうなるか分かりません。 上記の数字はパート、アルバイトは含まない条件で且つ、退職金も含んでいません。 なので退職金を含めれば2億７000万円～2億8000万円程度になるかと思われます。 しかし、上記の数字は全業種、及び数的平均を取っているだけなので、実際に就職されるなら中堅以上の会社ではないと平均値を超える事は難しいと思います。 また、2005年より2009年は平均年収が約30万程下がっている傾向なので、高卒の場合はより一層難しくなると思われます。 ただ、大手（上場企業）だからと言って一概に収入が良いとは限りません。 中小でも大手より高い賃金の所はいくらでもあります。 生涯年収3億にこだわるなら、総合商社、放送、石油、ビール、損保等の業界に進まれた方が良いと思います。 高卒で入れるかは各々の企業へ聞かれる方がよいと思います。