人的資源管理に関する質問です。 なぜ高卒と大卒で生涯賃金は違うのですか？一番詳しく教えてくれた方にBAを差し上げます。

○まず、公式の生涯賃金の統計値／資料：独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計２０１４」 男性・転職無し・残業代含む・退職金含まず 大規模企業 大卒：３億１２６０万円 高卒：２億７０３０万円 中規模企業 大卒：２億４７８０万円 高卒：２億２７１０万円 小規模企業 大卒：２億１９９０万円 高卒：１億９６２０万円 ※以上の事から、生涯賃金は学歴差より企業規模差の方が生涯賃金に大きく影響するという事がわかります。 ○次に就職難易度です。 これは言うまでも無く、大卒・高卒共に小規模企業から大規模企業になるほど難しくなる傾向があります。また、同じ企業内でみれば高卒より大卒の方が就職難易度が高くなります。 具体例／一流大企業（製造業） 大（院）卒：一流大学院卒の工学修士の中でも特に優秀な者レベル 高卒：工業高校でトップクラスの者レベル ○社会状況 今は猫も杓子も「大学、大学」なので高卒就職者が就職に有利な状況。需要と供給の関係。 ◎以上の事から、生涯賃金は学歴ではなく「広い意味での頭の良さ」に差に正比例するという事になります。 つまり、自分の才を知り、その才を活かす為に適切で一番合理的な選択が出来、その才を活かす努力をして、結果を出した者がより高い生涯賃金が得られるという事でしょう。 ●大卒と高卒という学歴の違いで生涯賃金が無条件で違うという事はありません。デマです。