スーパーゼネコン(鹿島、清水、大林、大成、竹中)では週休二日が推進されてきていますが、この中で最も労働環境が改善されてきているのはどこの企業だと思いますか？

どこの企業もどんぐりの背比べです。 労働環境は全て同じです。良い環境の現場もあれば悪い環境の現場もあるんです。 会社が違うからといって労働環境に差が出ないのがゼネコンです。 なぜかというと、仕事を建築主から受注をして「いつまでに完成させないといけないか」という工程を協議します。 その際にどうしても建築主のニーズとゼネコンの工程の要望がマッチしないと他のゼネコンに仕事を取られてしまいます。建設ラッシュだったバブル期ではゼネコンも強く出れましたが、今は建築主の方が強いです。 なのでどこのゼネコンかというより「工程にゆとりがある現場か否か」というので労働環境が決まります。 四周八閉所を推進していた現場もコロナの影響により遅れが出てしまい、毎週土曜日を稼働に切り替えてしまっている現場もあります。 まあ5年後の36協定の猶予期間からは逃れることはできないので、流石にどのゼネコンも建築主も意識改善をするとは思いますが。