就活中なのですが、 都内に店舗のある、大手の調剤薬局で、 服装に厳しくないところは、どこになりますでしょうか？ 10年前よりも、服装に厳しすぎないですか？ 例)トモズ、日本調剤→スー

服装については時代の変化とともに考えも変わってくるものですが、基本的にどんな状況にも対応できる、ビジネススタイルにしている方が無難と言えるでしょう。 作業着である白衣等を着てしまえば、院外の人に接触することもないと考える人なら『何でスーツなの？』という事にもなるでしょうが、白衣を脱いで別病院・会社の人も集まる会合に出席する・クレーム対応で患者さん宅を訪問する…といった場合に、相手に失礼に当たらない服装にすぐにチェンジできることはそれなりのメリットがあると思います。 例えば病院・薬局に来る業者さんが、専用の制服やスーツ姿でなく、カジュアルな格好で来て院内をウロウロしていれば『アンタ誰？何でここにいるの？』と感じるでしょう。製薬メーカーのMRさんや検査会社の人でさえスーツを着ていると思います。地域間の病院・薬局の会合などでも、ほぼ普段着のような人が近くに寄ってきておもむろに名刺を出されても、何処の人かが判るまで『この人何者？』と思ってしまいますよ。 それに我々の相手にする患者さんを年代別に分ければ、高齢者の比率が多くなります。ということは、若い世代では常識過ぎて話にならないようなことでも、上の世代の方の常識からすれば『若いからってチャラチャラして』とネガティブな印象を持たれてしまう恐れがあるので、服装や髪型・色など一番目に付きやすく、人の印象に影響を与える部分ほど保守的なくらいがちょうど良いのではないかと思います。 私も周囲から暑苦しいと言われますが、外部の人と会う機会もあるので、仕事ではネクタイさえ変えれば、お葬式に出席できるくらいのダークスーツばかり来ています。 例に挙げられた2社はそういうところを狙い、また病院のように職員専用出入口があるから一般患者の目に触れないという訳にはいかず、薬局周辺の住民・患者の目に触れ『あそこの薬局の人だ…』となる可能性も高いでしょう。その際に、薬局内で見せる姿だけでなく、外でもきちんとした服装をしている→きちんとした仕事をする→信頼できそうだ…とのイメージを持ってもらおうとする作戦なのかもしれません。教育制度がどうかは知りませんが、服装については悪いこととは思いませんよ。 医者も薬剤師も在宅訪問することがありますが、白衣は医療従事者のアイコン・見てそれと判る作業着になっているからという理由もあるでしょうが、元々薬品を扱う際に異物混入を避け、一方薬品の付着で自身が被害を被らないよう目立たせるためのモノなのに、それを着てハッキリ言えば院内より衛生状態が悪かろう患者宅へ行き、戻ってきてそのまま院内をうろつく方が『衛生的にどうなのよ？』と疑問に思っています。 質問の『厳しくないところ』は…よくは判りませんが、そういうところの方が多いと思うので、例に挙げられた2社以外を面接・見学されて決められれば良いでしょう。私の基準からすると、事務職員やパート職員ならまだしも薬剤師がチャラい恰好をしていたら、『ここの話は100％真面目に聞くのではなく、話半分にしておこう』と思うかもしませんけれど。 ご参考になりましたでしょうか？