棚卸しのエイジスをいろいろあって追い込まれぶっちしてやめて給料振り込みされてませんでした。やはり給料をもらうのは不可能なのでしょうか？

色々あったにせよ、きちんと退職の意思表示をせず、ぶっちすると働いた分の賃金さえ支払ってもらえない結果になることが多いようです。 制服を郵送して、後日振込みはあるのかなと待っていても、おそらく相手方はぶっちしたとを不快に思って振込みはされないでしょう。 労働契約法６条：労働契約は、労働者が使用者（社長などの雇い主）に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことについて、労働者及び使用者が合意することによって成立する。 民法では、当事者がお互い債務を負担し合う契約を双務契約といいます。 労働者の債務とは、使用者に使用されて労務を提供することです。 使用者の債務とは、労務を提供した労働者にその対価として賃金を支払うことです。 労働契約の当事者である労働者も使用者も債権者であり、債務者です。 民法６２４条１項では、労働者は、その約した労働を終わった後でなければ、報酬を請求することができない。と定めています。労働者は、働いた後に賃金の請求権が発生します。 したがって、働いた分の賃金の請求権を行使することができます。 この場合、あなたは債権者として債務者である使用者に対して、賃金という債権の請求権を行使することはできますが、ぶっちしたことにより、債務者である相手方は快く支払ってくれないことは予想できます。 債務者である相手方に対して、賃金の支払い義務を履行してもらうようにするには、低姿勢で謝罪した上で目的を果たす他ないでしょう。