購買業務って主にどんな事をやっているんですか？？

業界や業種によって、また会社によってそのまた規模によって全くちがいます。 分かり易く言えば、その辺の個人商店の仕入れも購買業務で有り、トヨタ車用部材を買うのも購買業務、土地や住居の不動産だってそうだし、市場に行って魚屋野菜を仕入れのも購買。 さて、あなたはどんな業界のどんな物の購買について知りたいのでしょうか？ 例えば製造業では、 ①仕入先開拓(技術やQCDE) ②工場監査(品質、環境、工程管理) ③仕入先支援(不足部分の強化) ④見積り・査定 ⑤加工立会い(試作や量産時の技術的問題や課題対策) ⑥進捗業務(発注〜納品) ⑦検収〜支払い ⑧設計変更対応 ⑨原価管理(主にCost Down)…その他諸々。 私が居た大手企業だと、購買部門だけで、全グループ全体だと約300〜400人位(以上？)は居ました。購入額は年間数千億円。それこそ単純な事務処理から高度な技術職まで、有りとあらゆる職種や業務が有りました。 色んな材料の専門家、色んな機械加工の専門家、電気知識の専門家、環境の専門家、下請法やコンプライアンスのマスター、与信管理者、海外を含めた集中購買管理、電気電子部品の評価認定(標準化)、源流保証(仕入先の品質向上支援)、物流管理(カンバン方式とは違うモノの買い方=SCM)、取引基本契約書締結、海外調達グループ…などなど、大手だからの業務(コンプライアンスや環境システム、グローバルな集中購買や価格交渉、下請法準拠)なども有り、また、仕入先の評価(約1000社)や購買方針の策定や方針説明会開催、賀詞交換会、毎月の生産動向説明会開催など、書ききれないぐらいの職種や義務が有ります。 前述しましたが、業界や業種により、その業務内容もかなり違うでしょう。 是非問題(悩み)解決出来る様な質問内容にして下さいね。