外資系に就職するというのは、海外の大企業の日本支社に入るようなものだと思ってるんですが違いますか？

外資で働いてます。 ザックリしたイメージはそんな感じで合ってると思います。 お商売の相手が日本という地域に限定されているか、、は会社によりけりです。 特にメーカーやITは現地製造が効率いいから現地で作っている事も有りますが 日本じゃなきゃ作りにくい（法規制等の都合で） 生産体制やノウハウが日本にのみ有るが、お金を掛けてまで全社適応するメリットが無い 等の理由から日本で作ったものを世界に販売している場合も多いです。 日産とかまさにそんな感じで、わざわざルノーに技術を吸い上げるのお金掛かるから放置してましたね、、 （ルノーに統合するって言った直後にゴーンさんは逮捕されてルノーからの役員も受け入れ拒否されてるから、、日産がルノーへの技術伝達を拒否されてたのかもしれませんが、、） 後は先進国の中で比較的人件費が安いから敢えて技術職は日本人だったりお隣である中国の市場が大きいというのも有ります。 アメリカ人の現場工員は日本の院卒、博士卒人材より給料が高く、管理職もアメリカ人のが日本人より給料は高いのです。 日本の高度人材は普通に英語も日本語も喋れるし、中には韓国語や中国語が使える人も居ます。それなりに設計ノウハウや過去の図面を有している企業も多く、その上で高度人材の人数もそれなりなので、アメリカから見たら日本の高度人材は拠点置いてまとめ買いするのにお買い得らしいです。 逆に技能者は中国、韓国、フィリピン等に比べると英語も使えず直接管理が難しい上に割高らしいですが、派遣制度で人件費を抑え人数調整も出来ます。 最適化を図った結果、 純アメリカ、純フランス製より純日本製のが割安、特に中国向け製品だと日本で作ったほうが輸送コストも抑えられて拠点としてちょうど良いのだと聞いたことが有ります。