海コンドライバーをやってみたいんですけど地元岡山は求人も少ないし神戸あたりで海コンドライバー探してみたら求人が、たくさんありすぎてどこの会社がいいかよく分からないので神戸に詳しい方教えて下さい。

確かに岡山と神戸だと港の規模が違いすぎるので、求人も神戸の方が圧倒的に豊富ですね。 大手なら日通ですけど、他は乙仲という輸出入貨物を取り扱う業者は、大きな会社なら子会社に運輸会社を持っています。 海上コンテナ輸送は、だいたいは港から近くの保税蔵置場と言われる輸出入貨物を保管する倉庫の間を走る事が多いです。 それをショートドレージと言うのですが、 荷主からの指定内容次第では、港から荷主が指定する倉庫まで直接配送する場合もあり、長距離を走る事もあります。 あくまでも私の経験なので、ほかの会社とはやり方が違うかもしれませんが、基本的な流れを説明します。 ちなみにドライバーではなく、オペレーターをやっていました。 輸入の場合： １．前日に配車担当からディスパッチ（コンテナ搬出証）を受け取る。 ２．当日の朝、コンテナヤードへ行き、ヤードの担当者にディスパッチを提示し、 コンテナを受け取る。 ※ただし、入港日の翌日の朝に搬出する場合は、OLT（税関による保税運送の 承認）が完了するまで待たされる。 ３．コンテナを受け取った際、ヤードの担当者からEIR（コンテナの状態が記載さ れた受渡証）を受け取る。EIRは事務所に行った際に配車担当に渡す。 ４．荷主の指定する倉庫へ到着。 ５．デバン作業（コンテナから貨物を降ろす事） ※たいていはドライバーはすぐに次の仕事に行かなければならないので、デバ ンの時にヘッドを切り離して、コンテナは後で取りに行く事が多い。 ６．倉庫へコンテナを引き取った後、コンテナヤードに返却しに行く。 ※コンテナを引き取る時間が夕方の場合、コンテナヤードが閉まるため、翌日 の返却になる。 輸出の場合： １．前日に配車担当からコンテナ搬出指示書を受け取る。 ２．当日にコンテナヤードへ行き、ヤードの担当者に搬出指示書を提示し、空のコ ンテナを受け取る。 ３．コンテナを受け取った際、ヤードの担当者からEIR（コンテナの状態が記載さ れた受渡証）を受け取る。EIRは事務所に行った際に配車担当に渡す。 ４．輸出者の指定する倉庫へ行き、バンニング作業（貨物をコンテナに積む事） ※バンニングは１，２時間で終了するので、ドライバーは現場で待機する。 ５．バンニング終了後、コンテナヤードへ行き、コンテナを搬入する。