海運会社での貿易事務の業務内容について、具体的な内容を教えて下さい。 貿易事務と言っても業種によって内容が違うようなのですが、未経験のため想像しにくく、「貿易事務に就いて何がした

上組は海運会社ではありませんよ。 一部に通関業務もする部署はありますが、貿易会社とも違います。 港湾物流業・倉庫業の会社です。 ものすごーく広い意味では、海上物流の入口/出口に関与するので海運業と言えるかもしれませんが。 一般的に海運会社と言えば海上輸送そのものを行う会社です（日本郵船とか商船三井とか）。 フォワーダーさん（小口のお客さんから荷物を集めて大口にまとめる会社）や一部の倉庫会社ではお客さまのために通関手続きをしますが、海運会社ではそういった作業はしません。 それより倉庫業は、海運と全然違った面白さがある業界です。 荷物を預かっている間や入出庫の際に、輸送・保管サービスや時には荷物そのものに付加価値をつけるなど、創意工夫の余地がとても大きな業界で、アイデアマンにとって格好の活躍の場でしょう。 港湾物流も、一般的な倉庫会社よりはもう少し制約がありますが、社会を支える黒子としてなくてはならない仕事です。 あなたが行きたいのは海運会社？（ではなさそうですね） 貿易事務ができる会社？ それとも上組？ まずは行きたい業界、行きたい会社の基本情報を知ることから始めましょう。 上組の中で貿易事務はごく一部です。 そこをピンポイントで志望されても上組さんも困るでしょうから、「貿易事務ができたらいいけど、物流に関われれば何でもします！」というくらいでないと内定もらえないと思います。 上組そのものが志望なら、せっかく大きな会社なのですから、どんな部署でも、日本のどこでもがんばるぞ！と視野を広く持ちましょう。 貿易事務が希望なら、通関業者（ユニエックスとか松菱運輸とか）や国際物流業者を志望されてはいかが？ ちなみに小さな会社だと早い段階から貿易の流れを全部見渡せてやりがいがあるかもしれないけど、大手企業だと始めのうち一部だけを分業して業務範囲は狭いかも、です。派遣社員だったら品目やB/L番号をひたすら入力するだけってこともありえます。