今月入社したスケープゴートにされている50歳位の中年男性の件で相談です。この方はマネージャーという肩書で入社させられたものの決裁権や人事権、労働時間の裁量権などは会社側として一切与えていません。

権限として与えているのは応募書類を返却するときに使用する370円のレターパックライトを郵便局で購入することくらいです。マネージャーらしい仕事（案件の決済やメンバーの管理）は何もやらせてもらえてません。 このおじさんの一日の仕事内容は、雑用全般と新卒と中途採用の採用業務全般です。応募者の面接日程調整、エージェントとのやり取り、面接に来た際の会議室への案内などをやっています。採用面接には立ち会わせず、マネージャーであるにも関わらず、このおじさんに採用を決める権限は与えていません。 なぜか来年３月卒業の新卒社員を今頃募集をかけましたが、応募者は当然のことながら0人。上司から何で新卒社員の採用ができないのかと叱責されていました。また中途採用については、営業職とプログラマーを年収350万円から450万円の範囲で募集するよう会社側から言われ、応募は数件あったものの、給料が安すぎるという理由ですべての応募者が面接終了後に応募辞退。上司は、何でいつも応募辞退者が出るんだ。給与が少しばかり安くても、ガッツがありやる気のある応募者を集めてこいとおじさんに怒鳴り散らし、しかも採用がうまくいかない理由についてパワーポイント50ページ程度にまとめ、役員に事情を報告するよう無理難題を押し付けていました。 この社内雑用係と採用をやるポジションは10月に若い男性が入社したものの2週間で辞め、その後45歳位の男性が入社したが2週間で辞めてしまいました。今月入社したこのおじさんがこのポジション3人目です。周囲の同年代の社員からは年収350万でプログラマーなんて来るわけないよ。SESだってこない。新卒も今頃募集しても来るわけがない。あいつ社内でスケープゴートにされているの分からないのかな、あいつ奥さんや子供もいるんだろと陰口をたたかれています。また若手社員も、今月入ったおじさんいるだろ。あのおじさんがやっている仕事に比べるとお前のやっている仕事はマシなほうだよ、お前もあーなんなよと影で言われています。４月に入った新卒社員は、マネージャーなのに何の決裁権も付与されず、郵便局でレターパックを買う位しか権限がないことを理由に、このおじさんに対してレターパックおじさんというあだ名をつけています。 なぜ会社側として、相場より著しく安い年収でプログラマーや営業職、ほぼ達成不可能な来年３月卒業の新卒学生の採用をおじさんに押し付けているのか意図が分かりません。採用業務の素人から見ても、100％達成不可能なことをおじさんに押し付けているようにしか思えません。推測ですが、会社側としては敢えてスケープゴートを作り、社員のストレスを発散する道具としてこのおじさんを採用したと考えた方がよいのでしょうか。社内でこのようなことが行われており非常に残念に思います。