トラックドライバーに転職しようかと考えましたが、とんでもない業界ですね。 拘束時間が長いわりに給与が低い。積み込みは体力勝負。待機時間が長い。不規則な生活。

他の会社が受けた仕事の過剰分やおこぼれを受領して手伝うトラックを『傭車』というが、こういう傭車仕事を専門にやってる小さいトラック会社とかは記載された様なブラックな会社も多々あるけど 大手からの運輸案件を受領する大手元請けやその下の下請けくらいの中規模会社なら 体力や睡眠時間をゴリゴリ削る様な仕事は むしろほとんど無いと思う。 記載されている様な状況で働く仕事は発注や受注の時点でも後ろ暗い事が絡んでいる事が多いし、何よりそんな過酷な条件の会社にしか勤められない様な輩が働いている事も原因なので、ダメ会社とダメ運転手は持ちつ持たれつの存在。そんな底辺だけを見て運輸を悪く言うのは まだ視野が狭いと思う。 中堅までの会社は、今はヤバそうな案件を小規模な孫請けに投げる事でリスク回避しているので、会社選びさえちゃんとやれば、他業種よりも社畜にはハマらないとさえ思う。 確かに運輸は他の業種より高齢化していて給与も低く休みも少ないと言われているけど日本の物流の9割がトラックである以上 楽な仕事も存在するし、その割合はかなり多い。運輸に従事している側から見れば ホワイトなトラック会社と比べて地獄の様な有様の業態や業界(小売や接客 介護など)がかなり多いし増えているといつも思う。 給与や勤務時間は運ぶ荷物によって全て決まってくるから 金回りの良い業界の運輸、例えば車やソレに関係する部品とか通販とか、コロナになっても景気が良いジャンルの仕事を選んで会社選びすれば、ハズレを引かなくて済むと思う。 会社を選ぶ上で大切な事は、車体が白一色や会社名だけ後入れのトラックに金が掛かっていない会社は絶対避ける。車体を一人一台とか、改造もOK！制服が無く、自由で活気があります！とか言ってる会社も末端の証拠。そして長く勤めるなら会社規定やルールが多くて 多少面倒に感じるくらいの所を選ぶべし！そうすれば先ずブラックな沼には落ちなくて済む。 車体や制服については会社のコストだから省けば利益が出る所だけど ほとんどの場合 ソレらをする事すらできない状態で営業しているという理由の方が大きい。コーポレートカラーに塗られたトラックや制服は事故や良く無い行動をすれば不名誉を宣伝する事になるから 制服がありトラックが塗られている会社は社員教育や無理をさせない体制ができていることの裏返し。改造を認めない事も 普通に勤める上ではプラスな影響が大きい。 そしてトラックはいまだに縦社会な面があるので先輩や年長者が幅を効かせる事もあるが、トラックや身成りをちゃんと規定している会社はその辺りもちゃんとしていることが多い。 まぁアートや引っ越し社のいじめ問題やヤマトの怒鳴り散らし、佐川の荷物投げなど大手でもこの辺りは完全に解決するのが難しい部分なので、あくまでも問題が少ないという感じにはなるけど 少なくとも白いトラックや金髪やタトゥー可のヘロヘロな身なりの運転手は今でもほとんどが基本的に末端の傭車で訳ありな輩である事が多いからそれらがいない会社を選ぶ事が基準になると思う。 そして羽振りの良い会社の仕事を受けている会社については今後も給与が減る事は少ない。言われている世の中の変化点は どの運輸会社も一律関わる事なので運輸の安定感が必要な大手ほど、既にちゃんと人員とトラックが合法的に確保できる内容で予算を組んで 会社同士で協議して早めに手を打っているから。 確かに運輸業界は、今までが酷かったのでマイナスに見られがちだが 一部の人間が儲かる業態化やその為に多くの人が損や苦行を強いられる事はかなり改善されているので、上記した基準でちゃんと会社選びをすれば まだまだ平均以上の暮らしが可能でチャンスも沢山ある業界と思って間違い無い。