私の娘は、この４月で某国立大学、法律専攻の４年生になります。就職先として第一志望は公務員ですが、滑り止めとして、私企業にも応募しています。

三メガバンクは合併前の各銀行の特色を色濃く受け継いでいることから、各々戦略が異なるので一概にどこが良いとは言い切れません。 以下の意見は三大メガバンクグループ関係者の私自身の主観も混じっているので、あくまで参考までに。 【規模】 ・三菱東京UFJ＞みずほ＞三井住友 これは合併前の銀行数に大きく左右されるのであまり参考になりません 【一人あたりの収益性】 ・三井住友＞三菱東京UFJ＞みずほ 給料にそのまま結びつく要素です。仕事のキツさもこれに比例します。 【国際性】 ・三菱東京UFJ＞三井住友＝みずほ 外国為替専門の特殊銀行であった旧東京銀行の影響から、国際性は三菱東京UFJが群を抜きます。 【実力主義性(風通しの良さ)】 ・三井住友＞三菱東京UFJ＞みずほ 銀行は学閥や学歴が大きくものを言う世界ですが、実力さえあればそれを覆すことも可能です。 【信用力】 ・三菱東京UFJ＝三井住友＞みずほ 国際信用力格付では三菱東京UFJと三井住友が同率5位、みずほはワンランク落ちます。 【コンプライアンス遵守性】 ・三菱東京UFJ＝三井住友＞＞＞みずほ みずほは2回のシステム障害や、暴力団への不正融資による業務改善命令など信用性へのイメージは悪いですね。 以上の要素から、銀行としての格は現段階では、 三菱東京UFJ＞三井住友＞みずほ という見方が一般的です。しかし、冒頭でも述べたように戦略の違いや、観点の違いで言えば順位はコロコロ変わるので、結局は社風が合うかどうかや戦略がマッチングするかということが決め手になるでしょう。