出版社への就職について

確か、角川グループですよね。 採用実績はMARCHレベル以上の大学が多いかもしれませんが、採用試験では東大や早慶の人でも結構落ちています。ただ、有名大学以外だと採用実績が少ないのも事実です。 もし有名大に進学するのが難しければ、新卒での入社は当然厳しくなります。 でも、中途採用であれば、それまでの職歴が重視されるので、有名大じゃなくてもそれほど問題にはなりません。 例えば、中小規模の出版社に入り、そこで編集者としての経験とスキルを磨き、それから希望される出版社に転職するという方法です。出版業界の場合、新卒や異業種から入るのは難しいですが、一度業界に入ってしまえば業界内の転職は意外とスムーズにできたりするので。実際、エロ本や風俗誌などの編集をやっていた人間が、文春や新潮のような硬派な出版社に移るケースも特別珍しいことではないので。 この方法にしてもまずは出版社に就職する必要がありますけどね。それでも大手よりは就職のハードルは低くなっているはずです。 あと学部についてはどこでもOKですよ。この質問、本当に多いですけど、出版社の人事はもちろん、現場の編集者たちも口を揃えて言ってます。 むしろ、学部に関係なく、大学時代に何を学び、どんな経験を積んできたかのほうが重要ですよ。これというのが思いつかなければ、東南アジアやインドなど海外を放浪してみては。特に編集をやっている人間は、そういう経験をしている人が意外と多いので。実際、就職試験の際に話すネタにもなりますしね。 まあ、多少遠回りでもいずれ志望の会社に入る、という感じであれば決して不可能じゃないと思いますよ。 以上、参考にしていただければ幸いです。