出版社への就職について質問です。

ちょっと疑問に思ったのですが、 ＞大手出版社が抱える装丁部 そういう部署自体、おそらくもうあまり存在していないと思いますし、あるとしても、定期的な新卒採用はしていないと思います。 というのは、もう装丁って外部デザイナーに出すことが多いと思うんです。 私は最近小さい出版社と付き合いがあって、本の装丁選定などしたんですけど、そこも装丁は完全外注でした。 外部デザイナーが複数案を作り、編集者と著者でその中から選ぶ感じでしたよ。 なので、装丁デザイナーを目指す場合は、出版社ではなく、装丁をメインにやっているデザイン事務所などをあたる方が良いと思います。 いくつか例を見てみました。 ■文芸春秋 以下が採用部署とのことですが、この中にデザイン部という部署はありませんし、装丁やデザインに関する部署もないように思えます。 しかも、採用実績は毎年これら全部合わせて3～4名。非常に少ないです。 編集 雑誌部門（雑誌記事の企画、取材、執筆、編集、校閲等） 書籍部門（書籍の企画、取材、編集、校閲等） 業務 社長室部門（法務・広報、ライツ管理等） 情報事業部門（電子出版・Web事業等） 広告部門（広告頁の営業、集稿、企画制作等） 営業流通部門（受注、販売促進、市場調査、商品流通管理等） 宣伝部門（広告宣伝等） 資材製作部門（資材の調達、印刷製本の進行管理、原価計算等） 管理部門（総務、経理、管理、庶務等 ■集英社 ＞職種別の採用は行なっておりません。入社後、所定の研修期間を経て、適性を判断のうえ、各部署に配属（採用予定全部で17名） ■小学館 管理、営業、編集部門に分かれていますが、装丁だけをやるような部署は見当たりませんでした。 上記を見る限り、デザイン能力を特に必要とするような募集はないんですね。学部学科問わずが多いです。 でも、質問者様がおっしゃっているとおり、装丁デザインを担当させるにあたり、「美術学部以外のデザインを勉強していない新卒生から装丁に関する社員を採用」はありえないと思います。 そこを考えると、そもそも「装丁に関する社員の採用自体がない」と考えた方が良いと思います。 昔はあったかもしれませんが・・ネットやCGが発達した今、社内にデザイナーを抱える必要はないと判断しているのだと思います。あるいは昔に採用したデザイナーだけで十分と。 特殊スキルが必要な業務は外注と考えているのではないでしょうか。 ちなみに、大昔（20年近く前）角川書店を受けたことがあります。当時は「クリエイティヴ枠」みたいなのがあって、採用対象の学科にデザインなどもあったんです。 私はESの次の一次試験でおっこちたので（馬鹿すぎて時事問題やSPI問題がほぼできなかった）その先わかりませんが、少なくとも一次試験までは一般学部の学生と同じ試験でしたね。 ちなみにESで絞ったうえでの一次試験でしたが、日程が3日ありそのうち1日を選ぶのですが、それでも大学で一番広い教室に満員になるくらいは受けていました。 それが3日なので1万人くらいにはなったと思います。そこから選ばれるのが数名です。 なかなかすごい倍率ですよ。