海外で働こう！

あなたの聞きたい回答ではないと思いますが、知識として・・・ アメリカでインターン、と謳っている、日本にある会社全部がおかしい、と考えていいのです。 なぜなら、アメリカでのインターンシップというのは、大学卒業を控えた有能な生徒を自社に招くためにある制度です。ですので、日本からわざわざ呼んでくる、なんてことはほぼありえないのです。 企業は、専門としているメージャー、たとえば会計とか工学とか、そういう分野で有名な大学にまずモーションを掛けます。そこから、優秀な生徒を、インターンとして招きます。時給制の場合が多いですが、その生徒の授業のスケジュールにあわせて、パートタイムで働いてもらいます。その間、会社側は自分のところがいかに働きやすく、有意義な仕事が出来るかをアピールします。プロジェクトを与えて、どの程度こなせるかの判断をしながらも、待遇はとてもいいです。幻滅されたりしたら意味がないですから。 日本で、無給インターンだの、有給インターンだのの紹介をします、なんて会社は、まずお金を騙し取るためか、或いは、高い紹介料をとって、アメリカ内にあるブラック企業(多分日系企業が多いと思います）にそういった人を送り込んで、低給料・ひどい就業状況で、期限の間奴隷のように働かせるわけです。まともに給料を払う気がない会社が、そういった紹介会社と結託して人を騙している、というのが現状でしょう。 それでも、そういった会社が成り立ってしまうのは、普通日本に暮らす人たちにそういう知識がないからです。知らないから、あると言われればやってみたくなる。実際ブラック企業に送られても、本当にアメリカに来られた・働くことができた、という満足感が、これはどこかおかしいのではないかという疑問を打ち消してしまう、なんてのが現実なのではないでしょうか。