あのう、無知ですみませんがプラッターという乗り物は（ニチユの２段爪のリフト）空荷のときも基本バック運転ですか？ うちの従業員の人で何回もプラッターで空荷の時に後ろ向きで運転していて周りから危ない

物流業に従事して16年になる現役リフトマンです。 リーチ式のプラッターですね。 周りの方が言っている事は、ある意味正しいかもしれません。ですが、正確に言いますと間違いです。 僕の経験上、前者に対しましては、首を１８０度ではなく、首だけ９０度捻り、目だけ(横目な感じ)で確認し、首を捻ってる逆の方向(首を右に捻ってたら左側)の確認が疎かになってしまってるので、周囲の方は危ないと言ってるのではないでしょうか？ 【運手についての補足】私が心がけている事は、基本中の基本ですが、首だけ捻ったところで、死角ができ、確実な視界の確保となりませんので、体ごと捻って、体を使って後ろを向きます。そうする事で、普通に運転している視界と同様になりますので安全に走行する事が可能となります。 後者は基本的にリフトはバック走行が基本です。 確かに前進だと視界は広いですが、リフトの爪が凶器になります。 実際に事故の例としまして、前進していてバックレストが死角になり、物損事故を起こした例が身近でありました。前進ですと、バックレスト等が視界に入る恐れが有るのに対しまして、体を捻って後方確認をする事によって、視界がクリアになって全体を見渡す事が出来、ブレーキ・スピード調節など敏速に対応する事が可能となってきます。 それに対しまして、前進ですと、人や物が有る事に気付いてブレーキをかけたところで、事故になってしまう可能性が極めて高くなりますし、フォークリフトの爪の部分が縮めていてもどうしても車体より少し出ていますので、人身事故や、物損事故に繋がります。リフトの爪は凶器ですので、前進では決して走行してはイケません。 忙しいところで前進走行を見かける事がありますが、常に基本に忠実に走行していますと、それが癖になってどの様な場面に対しても基本走行が出来るようになりますので、その基本をする事によって人の模範となる事もありますし、バック走行で安全であることで信用・信頼という目に見えない事も得られます。 同業者でライバルになりますが、バック走行の徹底をしましょう。 長文失礼しました。