こういう具体事例は、どうやって知識化してるのでしょうか？

私の仕事は ＶＣ（ベンチャーキャピタル） Ｍ＆Ａ（企業の売買も含む） 企業のコンサルタント 破産関連 と多岐にわたる。 すでに創業は２０年を越えた。月日の流れるのは早い・・・ 例えば、ＶＣの仕事であれば、別に日本だけではない。シリコンバレーに行くこともある。というかそっちの方が多い。 そういうところのＶＣ仲間が、こういった事例で、某会社の株価が跳ね上がった。とか話しをしてくれる。 同様に世界中に散らばる投資家は、お会いした際に、多くのことを語ってくれる。 別に金儲けの事だけでなく、中東のカントリーリスクの話もあれば、ハリウッドの映画俳優の話もあれば、ＮＹのチェルシー近くにできた極めて斬新なコンセプトのカフェのメニューについても話す。 これらはすべて動的な情報だ。 一方で、あなたが興味を持ったヒルティに関しては、静的情報から得ている。 ハーバード大のビジネススクール教授で有名な〝イノベーションのジレンマ〟の著書クレイトン・クリステンセンというやつがおり、その弟子のマーク・ジョンソンの書いた論文〝Reinventing Your Business〟という論文の事例から勝手に引用している。 この論文は確かマッキンゼーかなんかの賞を取っており、知り合いのコンサルタント仲間から読んでおいたほうがいいと勧められて読んだ。 つまり、静的情報のありかも、動的な知り合いから受けている。別にネットで調べ出したわけではない。 そういう事例にピンと来ていると言うことは、あなたもビジネスのセンスがあるということだ。 ちなみに あなたのようにこの論文から引用しましたと私は書いていない。別に全文コピペしているわけでもなく、私の言葉に直して書いて趣旨だけ伝えている。 まぁ・・・良いかといういいかげんなノリだ（笑）経済に関する論文や投資家向けのレポートじゃねぇし・・・という怠惰な性格なので。 自身のブログで詳細に書く場合などでは、パクリ元を結構出すが（笑）ここは字数制限にそれを阻まれる。 別に直接聞いてくれるなり、ブログのメッセージ機能で聞いてくれるなり・・・・何でも答えますよ。 ブログに直接のほうが最近は多いかな。 結構な数に上るので、返信遅れぎみでいつも怒られますが（笑） ビジネスに興味がある方なら、私の情報源だろうと、その取り方だろうと、経験だろうと・・・・思考手法だろうと・・・・最新のＮＹの市場の市況だろうと、シリコンバレーの投資情報だろうと・・・ 取ったもん勝ちだと思うが。 多額のコンサルフィーをいただいているクライアントとは別建てで、２年ぐらい前から金はないが気合いはあるという起業家や将来を夢見る学生やビジネスの好きな若者に、一円も取らずに、なるべくクライアントレベルの回答をしようという試みをしている。 膨大な事業計画のチェックは、その起業家が本当に投資を受けたい投資家に見せる前に、私が見てヤバいところを見て添削しているという以前に、ビジネスの最前線の情報を私にも与えてくれている。 情報のギブ＆テイクだろう。 同時に、優秀な奴が一人でも出てくれば、私のＶＣの仕事は、回り回って儲かる。という汚い戦略だ（笑） その代わり匿名を貫いている。 気にせず直接お聞きしてください。お待ちしています。 こんな私でよければという前提だが・・・