とりあえず医学部に入り、順当に進級、卒業し、医師国家試験に受かり医師になること。 医学部であればある意味どこでも同じですが、学生時代の学習内容もしっかり理解してクリアしていくことが重要です。よく学校の勉強と実地は違う、というひとがいますが、実地の臨床知識、技術は基礎知識という土台のうえに積み重なっています。基本的な内容がわかっていない人は医師としても伸び悩みますし、『何故そうなるのか』が判っていないと自分が指導医の立場になっても人に説明、指導することができません。 これらを考えると、医学部在学中の成績は平均以上をキープしておいた方がいいと思います。一部の私立医学部だと周りが不真面目な人間が多く、自分もそれに流されてしまうかもしれません。そこまで考えればあまり偏差値の低めの大学は避けておいた方がいいかも。 研修医二年間をどこで過ごすかが極めて重要なポイントです。これは六年生のときに希望する病院の研修医採用試験をうけたうえで、マッチングという制度で配属が決まります。複数の病院を受け、希望順位をつけることができますが、病院側からも試験や面接の結果から採用の優先順位をつけられ、お互いの希望に沿って決まっていきます。 どの病院を希望するかについては、実際にその病院を見学してみないとなかなか決められないと思います。そもそもどんな病院があるのか、から調べることになると思いますしね。 医学部にはいれば大学生協の雑誌コーナーに医学生、研修医向けの雑誌が置いてあり、研修病院選びについての記事が載っていたりします。また東京では各地の病院から研修希望者への説明に集まる大きな説明会が開催されていたりします。この辺りの情報収集を行いつつ、各病院への見学申し込みをしていくことになります。おおむね5年生~6年生の春頃に見学を済ませ、夏前後に各病院の試験を受けるケースが多いです。慎重な人、将来設計がしっかりしている人は四年生くらいから情報収集を始めています。 研修医時代にいかに診療の基礎、救急を身につけられるかがその後の医師としての人生に関わってきます。就職を希望する地域、志望科が充実しているところ、指導体制に定評のある病院をしっかり調べて見学しましょう。 実際に専門が決まりその科に進むのは医師三年目(研修医が終わったとき)からになります。医師二年目(研修医二年目)の間にいずれかの大学の医局に入り、その医局の関連病院に配属されて仕事をしていきます。この時点でその後の人生をどの地域で過ごすかがほぼ決まります。その医局、関連病院がどのように救急診療に携わっているかも重要ですが、年齢によっては親の面倒をみたり結婚相手とその地域で生活していけるかなども考えなければなりません。 医局に入らないという選択肢もありますが、少なくとも現時点ではあまりお勧めできません。診療技術を磨き経験を積むまでは組織に属していた方がよいと思います。 という訳で、まず医学部に入るところから。 ご自宅の経済状況から通学可能(私立は学費が非常に高額、実家から離れていれば一人暮らしするのも金が掛かる)な医学部を探し、そこを目指すことから開始してはどうでしょうか。金銭的な負担が難しければ奨学金制度について調べることも必要。
丁寧な説明ありがとうございました! 参考にさせていただきます、まずは医学部目指して頑張りたいと思います。
とてもよいです。大学生だったので、講義の空き時間にバイトしていました。空きコマにバイトできるというのがとても嬉しかったです。また、勉強が忙しい時期には長気で休ま...
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